2日夜遅く、長崎市中心部の交差点で路面電車が脱線する事故があり、けが人はいませんでしたが、同じ場所で平成19年以降に起きた脱線事故は今回で4件目になります。路面電車の運行会社は、前回の事故のあとレールを交換したうえで、先月下旬に全線で運転を再開したばかりで、警察と運行会社が詳しい状況を調べています。 事故が起きたのは、路面電車の停車駅の1つ「長崎駅前停留場」の近くにある交差点で、この場所では平成19年の5月に脱線事故が2件相次いだほか、去年10月にも脱線事故が起きていて、今回で4件目になります。 前回、去年10月の事故では、国の運輸安全委員会が現在も調査を続けているほか、会社側がレールの摩耗など複数の要因が重なって事故が起きたとする報告書を国土交通省の九州運輸局に提出していました。そして、レールを交換したうえで、先月23日におよそ7か月ぶりに全線での運転を再開したばかりでしたが、2日夜の事