去る2月20日、東海大学の斉藤仁一朗先生といっしょに、第1回「教科教育史研究会」をZoom上で開催しました。 sites.google.com 当日は15名の方にご参加いただき、とても楽しい時間を過ごせました。ここではその概要や感想を備忘録的に書いておきます。 開催の経緯 研究会を始めたきっかけは、昨年の年末、斉藤先生が次のようなツイートをされていたことでした。 今年一年で、教科教育史研究のポテンシャルを信じたいと一層感じるようになった。授業改善や現在の動向と直結させるのではなく、周辺の学問領域の問題関心とも絡め合わせながら、広がりを持った議論を誘う。自分の能力に自信はないが、誰かが教科教育史研究を始めたいと思えるように貢献したい。 — 斉藤 仁一朗 (@jinichirosaito) 2020年12月30日 そして、きっとこのためには、同じような問題意識を持つ研究関係者と連帯を組んだり、