欧州連合(EU)の政策決定機関である欧州議会と欧州理事会は6月7日(現地時間)、あらゆる電子機器に充電用ポートとしてUSB Type-Cの搭載を義務付けるという無線機器法の改正案について暫定合意に達したと発表しました。今後、あらためて欧州議会と理事会の双方での承認が必要となりますが、成立は確実とみられています。 この本承認は、夏休み明けということなので、早ければ2022年8月末~9月上旬になりそうです。法令の発効後、24カ月の猶予期間が設けられており、早ければ2024年秋以降にEU圏内で発売されるスマートフォンやタブレット、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、イヤフォンなどの製品についてはUSB Type-Cの搭載が必須となり、40カ月後にはノートPCもUSB Type-C充電に対応する必要があります。 AppleのLightningポートを狙い撃ちにしているとも言われるこの法案ですが、目的
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