「静かな退職」どうなくす? 9割「働きがい」感じるタイミーの事例から分かること:最低限しか働かない若者が増加(1/3 ページ) 仕事に全力投球せず、必要最低限の業務だけをこなす働き方である「静かな退職(Quiet Quitting)」が、若者を中心にじわじわと広がりつつある。 言われたことだけをこなし、期待を超える働き方はしない「静かな退職」は、プライベートの時間が確保しやすいというメリットがある。同時に責任感のある役職を任せられる機会も減少するが、静かな退職を選択する人にとってはデメリットにはならないだろう。 しかし企業としては、こうした静かな退職者を見過ごすわけにはいかない。職場内が業務に消極的な社員ばかりになると、ポジティブな循環が生まれにくくなるからだ。そのため企業は、社員がこれらの働き方を選択する前に食い止めなくてはならない。 多くの若者は何をきっかけに、どのような心理で、静かな