original image by Cienkamila; slightly edited by odder,(CC BY-SA 3.0) あけましておめでとうございます。おかげさまで「マガジン航」は、創刊から7回目の正月を迎えることができました。昨年から本誌の発行元となったスタイル株式会社の他のウェブメディアとも連携し、いっそう充実した誌面を提供してまいります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ハッピー・パブリック・ドメイン・デイ! さて、毎年1月1日は著作権保護期間にかかわるベルヌ条約で保護期間算定の区切りとなる日であり、この日を境としてパブリック・ドメインに置かれる作品が世界中で生まれます。そのことをもって元日を「パブリック・ドメイン・デイ」と呼ぶ人たちがいることを、青空文庫の故・富田倫生さんから教えられたのは6年前のことでした。 今年のパブリック・ドメイン・デイには、日本では
センサーを使って客観的に運転技術をチェック。高齢者も、教官が言うより納得することが多いとか(撮影/編集部・平井啓子) 12月18日に「ヘルプマン!!高齢ドライバー編」(朝日新聞出版)の単行本第3巻が発売された。高齢ドライバーの事故は社会問題だが、車好きならば「いつまでも運転をし続けたい」というのが本音だろう。高齢者が安全に運転し続けるにはどうしたら良いのだろうか。 年を重ねると、昔のようには手足が動かなくなり、運転技術にも変化が表れる。だが、それを自覚するのは至難の業だ。 逆に言えば、その運転技術の衰えや弱点を目に見える形で示して自認させれば、安全運転につながるのではないか。そうした取り組みをしているのが京都府の山城自動車教習所だ。70~74歳のドライバーを対象に、センサーを使って運転を「計測」、グラフに表している。元々はタクシーやトラックなど事業系運転手の事故防止対策として導入していた講
ドイツ西部のミュールハイム・アン・デア・ルールで、自転車専用高速道路を走るサイクリストたち(2015年12月24日撮影)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【1月4日 AFP】ここは、サイクリストにとって夢のような場所だ。赤信号で止まることも、トラックと並走することもなく、渋滞や凹凸のない道路の上を、顔にあたる風を感じながらすいすいと走る──。ようこそ、ドイツ初の自転車用アウトバーン(高速道路)へ。 この道路は、都会の交通渋滞や大気汚染問題への解決策として、また、朝9時から夕方5時まで働く人たちが安全に自転車で通勤できる手段として歓迎されている。 環境に優しい未来の都市交通を目指し、ドイツは自転車専用の高速道路を整備。今回開通した最初の5キロ区間を皮切りに、完成すれば、全長100キロ以上になる予定だ。 デュイスブルク (Duisburg)やボーフム(Bochum)、ハム(Ham
ここ数年ほど「自己決定権」が関心事になったことは過去にないだろう。裏を返せば、今ほど露骨に沖縄の自決権がないがしろにされた時期もないということだ。 知事選、衆院選、名護市長選で示した民意に反し、政府は辺野古新基地建設の作業を強行した。翁長雄志知事を裁判に訴えもした。 だが知事は国連で演説し、日本政府が沖縄の自決権や人権をないがしろにしていると述べた。県民の厚い支持を背景に、法廷闘争も受けて立つ構えだ。政府の強権も露骨なら、毅然(きぜん)としてはね返す県民の姿もまたかつてないものである。沖縄は確実に強くなった。 明確な国際法違反 知事が国連で演説したように、米軍は第2次大戦後、基地を強制的に接収した。われわれが自らの意思で土地を提供したことはない。占領軍による私有財産没収を禁じたハーグ陸戦条約(戦時国際法)は1907年の改定だから、当時ですら明確に国際法違反だ。 「全ての人民は自決権を有する
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