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ブックマーク / somethingorange.net (19)

  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

    くたばれネット評論家。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2009/06/16
    んー
  • 攻略サイトを前提にしてゲームを作るということ。 - Something Orange

    チュンソフトの『428 −封鎖された渋谷で−』をクリアした。 428 ~封鎖された渋谷で~(特典無し) - Wii 出版社/メーカー: セガ発売日: 2008/12/04メディア: Video Game購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (119件) を見る 『弟切草』から続くサウンドノベルの最新最高作ともいえる作品で、とにかくでたらめにおもしろい。 初めはギャグ満載でお笑いめいた内容なのだが、後半へ進むにつれて物語はシリアスに変わって行く。 中盤以降はクライマックスの連続で、もう、盛り上がる盛り上がる。 ギャグとシリアスが渾然一体となり、あらゆる伏線が一体化して、ひとつの物語を構成する終盤は感動もの。よくもここまで緻密なシナリオを練ったものだと感心する。昨年の傑作のひとつですね。 とはいえ、不満が全くないわけではない。 いま、クリアしたと書いたけれど、実はまだ真エンディ

    攻略サイトを前提にしてゲームを作るということ。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2009/06/05
    全く逆の主張が「ゲームの話をしよう」にあったなあ。そこでは「もういっそのことくっ付けて売れよ。だって面白いんだから。」って話になってたけど。
  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2007/11/28
    本文全く同意なのだが、かといってVOW側の読みを「素直じゃない」「何も生まない」とかいったらループだなあと思った(本文ではおさえてある)。つかVOWってだいぶ売れてたと思うのだが。
  •  ニコニコの真の魅力は質の低いコメントにある。 - Something Orange

    ニコニコ動画が公開されてまだ1年にもならないが、その会員数は既に300万人を超えたという。 そのいきおいはとどまるところを知らず、おそらくまだまだ成長して行くものと思われる。著作権問題など懸案事項は少なくないものの、まず大成功といっていいだろう。 しかし、ひとの価値観はそれぞれ、そんなニコニコに嫌悪感を示すひともいる。そういうひとがしばしばその理由に挙げるのが、コメントの質の低さだ。 たしかに動画にコメントを付けられる機能はおもしろいと思うよ。でも、そのコメントってほんとに低レベルなものがほとんどじゃね? こういうひとに対しては、ぼくは声を大にしていいたい。何だと! その通りだぞ、と。じっさい、ニコニコ動画のコメントの品質はそれほど高くない。むしろはっきりと低い。 いろいろな技術を用いてコメントを美術的に装飾する「職人」や、詳細に作品を解説してくれる「通」がいることはたしかだが、そんなひと

     ニコニコの真の魅力は質の低いコメントにある。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2007/09/29
    騒がしい人がいっつもいる映画館にはあんまり行きたくはないなあ、ともいえる(「騒がしい」が「小難しい」になっても同様)か
  •  「臭い」という罪悪。 - Something Orange

    非喫煙者にとってタバコの何が嫌かというと、第一に「におい」です。正直「くさい」ので、俺の前で吸うなと。よりはっきり言えば体臭や口臭もきついのでできれば俺に近づくなと。副流煙とかもっともらしいことを言っているのは、僕にしてみれば「臭いんだよお前」をオブラートに包んでいるだけ。煙はその次。歩きタバコだと炎も含まれますが。 喫煙者にとって非喫煙者はゴミなのだばりにセンセーショナルな言い方をするならば「非喫煙者にとって、喫煙者とは汚物なのだ」。 喫煙者にとって煙草が吸えない状況が生理的に我慢できないのと同様に、非喫煙者にとって煙草を吸われるのは「くさい」という生理的に我慢できないことなのだ。 ――「あなたの健康とかどうでも良いのです。ただ、においと煙が耐えられない。それだけです」 「喫煙者」と「非喫煙者」で分けて考えるのは良くないんじゃないかと。 ぼくは生まれてからこのかた一も喫煙したことがない

     「臭い」という罪悪。 - Something Orange
  • Something Orange - 著作権侵害は殺人と同じ、わけがない。

    あまりひとの批判ばかりしているとぼくの印象が悪くなるかもしれませんが、さすがにこの記事はないと思ったので言及しておきます。 違法コンテンツがアップロードされた場合、アップロード者、サイト運営者、ダウンロード者の3者全てに対して罰を与え賠償をさせることが最も有効だ。しかし、被害が甚大な場合、それでも賠償しきれないことがある。だから著作権の保護のためには重い刑事罰による抑止力を働かせるしかない。 (中略) また、依然としてアップロード者のリスクが小さい。アップロード者のリスクは逮捕されることと損害を賠償するはめになることだが、資産がなければ賠償はできない。しかし、アップロードされたデータは無限に拡散する可能性がある。一度アップロードしたらもう取り返しがつかないのだ。 これは殺人と同じだ。一度殺してしまったら取り返しがつかない。加害者が完全に賠償することはできない。死人は生き返らない。 取り返し

    Something Orange - 著作権侵害は殺人と同じ、わけがない。
    setofuumi
    setofuumi 2007/09/12
    >「同じ」ことと「共通項がある」ことを区別出来ていない
  •  ブログをおもしろくするたったひとつの方法。 - Something Orange

    少数でも真の友達を、真のパートナーを見出すことができれば、のこり80%の普通のいい人たち…どうでもいい人たちに、おもねって好かれるよりもは、はるかに価値が高いのです。 だから、「たくさんの人々の視線」という世間体や常識という嘘に騙されてはいけない!と僕はいつも思います。 よく世間が、とか、みんながとか、いいます。 けど、世間って何よ? みんなって、特定のだれよ? そんな見たこともないやつは、僕の人生に何の良い影響もメリットも与えません。自分の人生を豊かにしてくれて、世界を動かすには、自分の面識圏のなかで、がっちりと関係性を深めることが以外には意味を持たないと僕は思います。 ――「みんなって、特定のだれよ?」 ああ、当にそうですよね。 この「Something Orange」もだいぶ規模が大きくなって来たので、時々、こう訊かれることがあります。こんなにアクセスが増えると、書きにくいこともあ

     ブログをおもしろくするたったひとつの方法。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2007/09/09
  • Something Orange - いまさらながら、批判のルール。

    先日取り上げたid:Shsgsさんの記事について、まきがいさん(id:sikii_j)がいろいろ書いています。 確かにかなりきついことを書いてると思うし、Shsgsさんも自覚しているようだけど、一歩間違えたらファンに対する人格批判と取れるような部分もある。ファンなら思わずムカっとしてもおかしくない内容です。まあ正直言うと僕もこの『らき☆すた』批判には全く共感できません。 しかし、共感できないけど好感は持てるんですよね。正々堂々と受けて立つ姿勢で、ちゃんと聞く耳も持ってるじゃないですか。「問題提起がしたい」「意見、批判は歓迎」と明言してるんだから、異論があるなら普通に反論すればいいんじゃないかなあ。これをよくある作品批判にかこつけたあからさまな優越感ゲームと一緒にしちゃうのはかわいそうでしょ。 正々堂々と受けて立つと言ってる相手に、嘲笑や揶揄を返すのはなんだかかっこわるいと思うなっ! たしか

    Something Orange - いまさらながら、批判のルール。
    setofuumi
    setofuumi 2007/08/09
    >批判というより難癖
  • Something Orange -  傷口に包帯を。

    少なくとも、今まさに自分は価値の無い人間だ、自分の人生は無意味で辛いものでしかないという自己嫌悪感と戦っている人間には、自分で自分を受け入れろという言葉は、ある種の「切り捨て」でしか無いと思う。とりあえず、kaienさんがどうやって自己嫌悪感から抜け出したか、その経緯を知りたいです。 ――「「不幸」と「幸福」と」 聞きたいですか? ま、べつに話してもいいんだけれど、長くて暗くて退屈な話だよ。それに、まったく、自分でもうんざりするくらいよくある話でもある。 ぼくはふだん、日記では自分語りはしない。だって、仕事で失敗して怒られただの、今日の夕飯はチキンカレーだっただの、そんなことを書いてもおもしろくないだろうから。 ぼくの日記はエンターテインメントである。読んだひとがおもしろいと思わないだろうことを書く気はない。 ただ、まあ、今回は特別に自分のことを書いてみることにしよう。たまにはいいだろうし

    Something Orange -  傷口に包帯を。
    setofuumi
    setofuumi 2007/07/27
    良い悪いではなく、ここが限界で最高なんだよな、と感じた。そしてそれを書ける人は貴重だ。
  •  どうか、あなた自身を許してあげて下さい。 - Something Orange

    昨日の記事に、こんなブクマコメントがのこされていた。 と言われても、そう簡単にポジティブにはなれない。なれないものはなれない。だから楽にもなれない。なれないものはなれない。 それはそうだろう。 ぼく自身、いろいろなことをくぐり抜けて、最近になってようやく「ダメな人生も悪くないな」と思えるようになった。 それまでは、ひとにどんなに励まされても、慰められても、無意味なきれい事としか思えなかった。自分の人生は無価値で、無意味で、辛く、苦しく、やりきれない代物に過ぎない、そうとしか思えなかった。 だから、ぼくの言葉がひとの想いを変えられないとしても、何も意外だとは思わない。 ひとがその何十年もの人生で経験した失敗と挫折、苦しみと悲しみの思い出は、他人の言葉などよりはるかに重く、そのひとを規定しているものである。ちょっとやそっとのことでは、人間は変わらないし、変われないのだ。 ネットには、自分がいか

     どうか、あなた自身を許してあげて下さい。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2007/07/25
    霞食って生きる話(揶揄でなく俺言語)
  •  『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange

    『時かけ』を見ると憂になるというひとがいる。ぼくにはわからない感覚である。 近頃気づいたのだけれど、ぼくにはひとがうらやましいとか妬ましいという気持ちが欠けているようだ。どんなを読んでも、映画を見ても、そんなことを思ったことがない。 ぼくの青春だってべつに明るくはなかった。いまとおなじように、ひたすら図書館からを借り出し、読んで過ごしただけの、灰色の季節。 でも、いまになって思えば、そんなに悪いものじゃなかったと思っている。ひどいこともあった。辛いこともあった。でも、それもまた思い出。 真琴たちには真琴たちの時間があり、ぼくにはぼくの時間がある。それでいいと、いまは思う。 そもそも、人間の人生は、ひと通りの尺度で測れるようなものじゃない。女の子にかこまれて、明るく笑って過ごせたら、それが「正しい青春」で、友達も恋人もなく、悩んだり苦しんだりして過ごしたら、「間違えた青春」だとは思わな

     『時をかける少女』を見ても死にたくならない。 - Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2007/07/24
    これはある
  • Something Orange -  「キモイ」「ウザイ」は王様病の症状。

    女同士で手繋いでたり、抱き合ったりしてるのが非常に気持ち悪い。 カワイイ子同士でも目の保養と気持ち悪さが相殺されてぎりぎり許容できるのに、普通なコとか不細工なコとかがやってるともう耐えられない。 まだ公共機関でいちゃこいてるカップルの方がまし。 見なきゃいいっていう意見もあるかと思うが、特に不細工な人たちはところかまわずやるもんだから(当社比)。目に入る。目に余る。 一度自分たちを客観的に見て欲しい。 「女同士で・・・がキモイ」 「はてな匿名ダイアリー」より。 いろいろといじり甲斐のある記事だと思いますが、まあ、この記事そのものはどうでもいい。 それより、こういう記事を読んでぼくが思うのは、「「キモイ」ってどういう意味なんだろう? どうしてこんな言葉を使うんだろう?」ということです。 昔から思っていたことだけれど、これ、実はかなり意味不明な言葉なのではないでしょうか。あいてを非難しているこ

    Something Orange -  「キモイ」「ウザイ」は王様病の症状。
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    setofuumi 2007/03/09
    対象が「そのひと」か「同意してくれる誰か」という違いでは
  • Something Orange - つながる「ことば」を求めて。

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    Something Orange - つながる「ことば」を求めて。
    setofuumi
    setofuumi 2007/02/26
    p3に続く。/出会った物に対して成熟を求めるかどうかというだけの話のような気もするが、難しいやね。
  • Something Orange - 「オタク」についての総括

    昨年から書いている記事なのですが、いくら書いても巧くまとまらないので、まとまらないまま載せておきます。まあ、いままで書いてきたオタク論の総括みたいなものなんですけれど。 何度も同じことを書くなと思われるかもしれませんが、こちらとしては書くことによってまとめている側面があるので、我慢して読んでください。あるいはスルーしてください。 さて、たぶん同世代には似たような感覚を抱いているひとも多いと思うのですが、ぼくはずっと「オタク」という言葉に違和感を感じてきました。 どうやら自分のことを指しているようなのに、でも一方では自分の内実をあらわしているとは思えない。 いわゆる世間一般のネガティヴ・イメージに違和感を憶えるだけじゃなくて、オタク論者によるオタク論にもはっきり「違う」と感じる。 岡田斗司夫の『オタク学入門』にせよ、田透の『電波男』にせよ、はっきりいって別世界の話をしているようにしか思えな

    Something Orange - 「オタク」についての総括
    setofuumi
    setofuumi 2007/01/06
    頷く。そこで必要になるのが"否定"ではない"煽り"といったようなことを思う(俺言語が過ぎる)
  • Something Orange - オタクが死んでもぼくらは生きていく。

    id:Maybe-naさんがトラックバックしてくれた記事がおもしろいです。『げんしけん』最終巻おまけの同人誌を枕に、オタク世代論を語り倒している。 ここら辺のことはぼくも何度か取り上げていますし、それは上記の記事のなかでも引用されています。 もう、ぼくなんかから見ると、上の世代の考えていることはさっぱりわからないという側面があって、その違和感を何とか言葉にしようとしてきたわけです。 もちろん、すべてが世代論で割り切れるわけではないでしょうから、大まかに分けてこういうことが言えるという程度の話です。 しかし、それにしても、岡田斗司夫さんとか、山弘さんの発言を見ていると、隔世の感がありますね。 何だろう、戦中世代の苦労話を聞いているのとあまり変わりない。ああ、むかしは大変だったんですねえ、みたいな。はっきりいってしまえば、他人事ですね。直接に自分と関係している話とは思えない。 だから岡田さん

    Something Orange - オタクが死んでもぼくらは生きていく。
    setofuumi
    setofuumi 2006/12/30
    世代論に寄りすぎでは。純粋に「"いま"が後に残るか」を気にかける人はいる。それすらも捨てるのならばそれはもうオタク文脈を超えた話になるのでは。
  • Something Orange - 「キャラ」を見ずに「作品」を語るひとたち。

    昨日、『零崎軋識の人間ノック』を読んでつくづく考えた。いやあ、キャラクター小説って、当におもしろいですね。 零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 66回この商品を含むブログ (236件) を見る ぼくだけではないと思うが、いったんあるキャラを好きになってしまえば、そのキャラがほかのキャラと絡む、それだけである種の快楽性が生まれる。『人間ノック』でいえば、玖渚友がちらっと出てきてわがまま言っているだけで何となく楽しい。 『涼宮ハルヒの憂』でいうなら、ハルヒとキョンがいつものように絡んでいるだけで一応おもしろいし、評判のよくない〈ネギま!〉の新作アニメも、お馴染みのキャラが出ているだけでそれなりに楽しく見れたりする。 涼宮ハルヒの憂 1 通常版 [DVD] 出版

  • Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか

    別冊宝島『石田衣良Style』 (別冊宝島 (1062)) 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/08/27メディア: ムック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫) 作者: 石田衣良出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (152件) を見る ウィキペディアの石田衣良の項目が、ちょっとした話題になっている。かれを特集した「石田衣良Style」に載ったインタビューのなかに、石田による「日人への差別発言」があるというのだ。 既に該当文章は削除されているので、ウィキペディアからその個所を引用しているここから孫引きさせてもらう。 孫引きであるから、以下の文章が正確にウィキペディ

    Something Orange - 石田衣良は本当に「日本人を差別」したのか
  • Something Orange

    Dear,こげんた―この子を知っていますか? 作者: mimi出版社/メーカー: ハート出版発売日: 2004/07/15メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 43回この商品を含むブログ (9件) を見る 「Dearこげんた」。 それはある男によって嬲り殺しにされ、インターネット上でその様子を流された子「こげんた」を巡るサイトである。 はじめて見つけたときから数年、ぼくはしばしばこのサイトの存在についてかんがえてきた。 あきらかに善意から生まれたサイトである。ネットに数多くある悪意から生まれた醜悪なサイトとはわけが違う。しかし、それでも、このサイトのやりかたには納得できないものを憶えた。 こう書くことは善意で活動している人びとの心を傷つけることになるかもしれない。しかし、それを承知でいうなら、ぼくにはその活動がどこか歪んだものに思われたのだ。 書はそのこげんたにまつまわるさ

    Something Orange
    setofuumi
    setofuumi 2006/10/02
    ヴァーチャルは裏切らない
  • Something Orange - 本田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える

    「物語三昧」の田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える。 田透にかんしてはいつかまとまった量の記事を書こうと思っているんだけれど、こういう理路整然とした記事を読むと、なおさらその必要性を感じます。ぼくは田さんの論理展開にまったく賛同しないけれども、しかしかれの思想には無視できないものを感じているのです。 田さんの論理展開は、はっきりいって、でたらめです。宮沢賢治は「妹萌え」で詩を書いたとか、オタク恋愛ニートだとか、荒唐無稽としかいいようがない。 だから、その気になれば、かれの理論の間違いを箇条書きにして何十行もならべたてることもできるでしょう。しかし、いくらそうして 当の意味で田透を論破したことにはならないと思うんですね。 なぜなら、田さんの思想の質は、そのような枝葉末葉の部分(というにはあまりにも重要だけれど)にあるのではないから。 田さんの思想の根底に

    Something Orange - 本田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える
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