フォーラムの感想も残っていますが、子供の社会見学のように印刷博物館が楽しかったので、先にこちらをお伝えします。 印刷博物館 の見学は図書館総合展の特別企画で、樺山紘一館長の話が聴けるだけでも価値があると言われ、のこのこと出かけたのです。 樺山館長からは、図書館人でない私には馴染みのなかったゲスナー賞 の話や、11月末から開催される「World book design」の紹介がありました。 「印刷」というと、日本では本、壁紙やお札などあらゆるものを含むのですが、外国では書物とそのほかとは其々別のものとして取り扱われるそうです。 「世界でもっとも美しい本のコンクール」なんてのもあって、美しさの基準も国によって違うそうです。印刷って奥が深いのです。 博物館の入口前には、印刷の歴史がBookの形態を通して陳列されています。 古代ロゼッタ石のレプリカに始まり、祈りや信仰表現の文字による印刷手段ができ