君津市久留里の旧久留里藩士・田丸家に埋もれていた古文書を、千葉大教育学部の日本史研究室が約2年かけて整理、分析し、田丸家に今月、返還した。民間に残る貴重な歴史資料を後世に残そうとする「千葉歴史・自然資 ・・・ 【残り 872文字、写真 1 枚】
大阪府豊中市の国有地がなぜ9割近く値引きされ、森友学園(大阪市)に売られたのか。売買契約を結んだのは昨年6月。財務省は学園側とのやりとりの記録を「廃棄した」とし、具体的な経緯を説明しない。交渉記録の保存期間は、内規に明記されていないため「1年未満」とされ、契約後すぐに処分したのは財務省の「慣例」だという。 当面は土地を借りる契約だった学園側が買い取りを申し入れたのは、「新たな地下埋設物が見つかった」と財務省近畿財務局に伝えた13日後の昨年3月24日。その3カ月後の6月20日、同局は鑑定価格9億5600万円の土地を1億3400万円で売る契約を結んだ。ごみ撤去費として約8億円を差し引いたからだ。 野党議員が「驚くべき答弁」と憤慨したのは、今年2月24日の衆院予算委員会でのことだ。学園側との交渉記録を明らかにするよう求められた財務省の佐川宣寿理財局長は「売買契約締結をもって事案は終了しているので
新たな国立公文書館の建設を求める超党派議員連盟は30日午前、憲政記念館の敷地に整備するよう求める要請書を、衆院の大島理森、川端達夫正副議長に提出した。「三権が集中する場所で、公文書を集約しやすい。この上ない立地だ」と理由を挙げた。敷地は衆院が保有している。 要請書は、療養中の谷垣禎一会長(自民党前幹事長)に代わり、河村建夫会長代行が手渡した。これに先立ち要請を受けた衆院の佐藤勉議院運営委員長は、茨城県のつくば分館との役割分担も必要だとの認識を示した。 衆院は、政府の有識者会議が先にまとめた公文書館の在り方に関する報告書も踏まえ、建設地を正式に決める。
信州大付属図書館(松本市)は2017年度、館内に「大学史資料センター」を設け、大学の歴史が分かる写真や卒業アルバムなどの資料を収集する事業を始める。資料は電子データ化して保存する計画で、大学創立70周年となる19年度をめどに、公開も視野に整理を進める。 信大は1949(昭和24)年、旧制松本高校や長野師範学校などが統合して発足。現在の8学部それぞれに異なるルーツがあるため、学部ごとを中心に歴史資料を保存してきた。今回は70周年の節目に合わせ、それらを大学全体で体系的にまとめ、将来への伝承を目指すことにした。 収集する歴史資料は、スナップ写真や記念品、卒業アルバム、クラブ・サークルの活動記録などを想定。各学部の同窓会、校友会の協力で情報を集めるほか、卒業生らから寄贈や貸し出しも募る。特に人文と経法、理学部の前身で71年に廃止された文理学部については資料が少ないという。 信大付属図書館の
高知県は23日、同県公文書館(仮称)の整備基本計画を公表した。2018年夏ころにオープンする新図書館等複合施設・オーテピアに県立図書館が移転した後の施設を改修し、公文書館とする。17年度に設計を行い、18-19年度に工事を進める。20年度の完成を目指す。県の17年度予算案に設計費として3700万円を計上した。 同館は、公文書の中でも特に重要な歴史的公文書を体系的に収集・選別、保存するほか、県民の生涯学習の場を提供する。 改修する現図書館は1973年に完成した。規模はRC造3階一部4階建て延べ3896㎡。 改修内容は、施設の耐震化を図るほか、老朽化が進んだ空調や消火設備、エレベーター設備の改修を行う。 歴史的公文書の選別などを行う作業スペースや、延長6㎞の書架スペース、閲覧室などの利用スペース、展示スペース、講演などを行う研修スペースを設ける。 現在、設置されているエレベーターのほ
奈良文化財研究所と東京大学史料編纂(へんさん)所は、木簡や古文書の文字が読めなくても類似画像を検索できるシステム「木簡・くずし字解読システム-MOJIZO」のスマートフォン・タブレット版の公開を始めた。 MOJIZOは昨年3月に公開。奈良から江戸時代までの約6千文字種約3万画像が収録され、調べたい画像を取り込むと類似画像一覧が表示され、解読に役立てることができる。今回はスマホなど小型画面にも対応、利便性を高めた。中国語や英語などの外国語案内も加えた。 また、木簡や古文書の汚れを取り除く画像処理のアプリ「MOJIZOkin」(iPhone用)も開発。アプリで鮮明にした上でMOJIZOを使うと、精度の高い結果を得ることができる。 昨年3月から今年2月までのMOJIZOのアクセス数は約22万件で、専門家だけでなく、一般にも活用されているという。奈良文化財研究所の渡辺晃宏・史料研究室長は「スマホで
1936年のベルリン五輪の棒高跳びで、2位と3位になった大江季雄さんと西田修平さんが帰国後に互いのメダルを割ってつなぎ合わせた「友情のメダル」 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックをめぐり、解体した旧国立競技場内にあった「秩父宮記念スポーツ博物館・図書館」の大半の収蔵品の移転先が宙に浮いている。日本スポーツのレガシー(遺産)といえる歴史資料だが、世界中から多くの人が訪れる二〇年五輪までに移転先を決めるのは難しそうだ。 (森本智之) 両館は一九五九年、旧国立内に開館した。当初は規模を約一・七倍の約三千六百平方メートルに拡充して新国立に移転する予定だったが、計画の見直しにより、百平方メートルに縮小された。博物館は資料約六万五千点、図書館は約十四万冊を所蔵するが、新国立で展示できるのは、秩父宮雍仁(やすひと)親王ゆかりの百点にとどまる。
横浜市立大学は2018年4月にビッグデータの解析・活用を専門的に学ぶ新学部を設立する方針を固めた。名称は「データサイエンス学部」とする方向で調整している。市大の医学部などと連携して医療関係のビッグデータを扱うほか、一般企業と協同した新製品開発、経営面でもビッグデータを活用した連携などを検討している。新学部の定員は60人程度とする予定。国の機関などとも連携してビッグデータ全般を扱う。医学部を持つ
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文部科学省は数理、データサイエンス教育強化の拠点校として滋賀大学、大阪大学など6校を選定した。いずれもデータサイエンスの人材育成プログラム構築や教育拠点の形成を目指している大学で、拠点校を軸に数理、データサイエンス教育の発展を目指す。 大阪大学は数理・データ科学の教育拠点、北海道大学はデータサイエンスセンター、東京大学は数理・情報教育研究センター、京都大学はデータ科学イノベーション教育研究センター、九州大学は数理・データサイエンス教育研究センターの設置構想を持つ。 文科省は学識経験者らでつくる「数理およびデータサイエンス教育の強化に関する懇談会」を設置し、実践教育のあり方や標準カリキュラムの作成、文科省の支援体制などを検討してきた。 その結果、打ち出された ■データサイエンスセンターが地域の拠点になり、他大学へ波及効果を生むか ■数理とデータサイエンスのバランスが取れた教育内容になっている
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