29日まで児童コーナー 北上市本石町の市立中央図書館(高橋景子館長)は、29日まで館内の児童コーナーにBGMを流す試みを行っている。快適な環境づくりの一環で、利用者アンケートも行っており、実施期間終了後にまとめて今後の図書館運営に生かす考え。 図書館では利用者から「子供たちが出す音が気になる」「静か過ぎるため、子供を連れて行きにくい」という立場によって異なる声が寄せられていた。児童コーナーにBGMを流すことで雑音を緩和し、子供を連れた利用者と雑音が気になる利用者のどちらもより快適に利用できる環境にする狙い。 児童コーナーの一角の親子が絵本を読み聞かせできるスペースにラジカセを設置し、オルゴール曲など耳障りにならないBGMを流している。現在、カウンター付近でどうにか聞き取れるほどの音量で流されている。 図書館を親子でよく利用するという同市常盤台の高橋圭子さん(39)は「中央図書館は静
東日本大震災に関する資料の収集、保存の方策について検討する「県震災津波関連資料収集活用有識者会議」の初会合は10日、県庁で開かれた。震災の記憶を後世に伝えていくために県内にある資料の収集に取り掛かることとし、11月までに収集などに当たるための基本的な考え方などをまとめたガイドラインを作成することとした。 被災状況や復旧・復興に関わる個人、団体などが行った各種活動の記録など震災関連資料は、未曽有の災害を後世に伝え、将来の自然災害に向けた教訓とするためにも貴重な歴史的資料だが、震災から4年5カ月が経過する中で各地の資料が散逸しているのが現状。そのため、資料を早急に収集し適切に整理、保存、活用する仕組みをつくるために有識者会議が設置された。 行政機関や学識経験者など12人で構成された会議では、委員長に南正昭岩手大地域防災研究センター長を選出。県から資料収集の必要性や現状、課題、対応の方向性、スケ
第3次計画を策定 県教委は、2014年度からおおむね5年間を計画期間とする「第3次県子どもの読書活動推進計画」を策定した。家庭、地域、学校それぞれの役割を示しながら、本に親しめる環境づくりを目指していく。 同計画は04年3月に第1次、09年6月に第2次計画が策定され、▽子供が本に親しむ環境づくり▽家庭、地域、学校などが連携協力した取り組みの推進▽子供の読書活動に関する普及・奨励-の基本的な考え方の下、さまざまな取り組みを展開。読書に親しむ子供たちの割合が増加傾向にあるが、学年が進むにつれて読書者の割合は減少するなどの課題が残った。 さらに東日本大震災を踏まえ、県全体の現状を見詰め直した上で復興を支える人材育成を継続的に図っていく観点からも子供の読書活動の充実が求められているのが現状。国の関連法律が整備されたこともあり、第3次ではそれぞれの立場での取り組みを改めて整理した。 具体的に
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