今週公表された政府の「骨太の方針」の原案では、個人型確定拠出年金、iDeCo(イデコ)の制度を拡充する方針が盛り込まれました。内容などについて解説します。
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海外で母国語に触れた時の安心感は、短い海外旅行でさえ感じます。海外での生活は緊張の連続なのだと思いました。母国語に触れた時の喜びは計りしえません。 皆さんを支える、支えようとしているライブラリアン。すばらしかった。涙が流れました。 ネパール人の男の子は、日本生まれでネパール語がしゃべれない。両親と祖父母はなんとか絵本で母語を教えようとするが、男の子は頑なに拒否。そんな中、図書館の母語による読み聞かせに参加し、男の子は、ネパールのお話に引き込まれ、「帽子」を自然と母語で繰り返す。祖父母のうれしそうな眼差し。母語と母国の文化を知る絵本は、アイデンティティと家族のコミュニケーションに大きく影響を与える。
学術利用トライアルは、NHKがこれまで放送し、NHKアーカイブスで保存している番組を大学などの研究者に見ていただき、学術的に利用する方法を検討するプロジェクトです。公募で採択された研究者には、東京のNHK放送博物館、川口・NHKアーカイブス、NHK大阪拠点放送局の研究閲覧室で、研究テーマに沿った番組を選んで閲覧し、その成果を研究論文や学会発表などにつなげ、放送文化の発展に貢献していただきたいと考えています。このプロジェクトは2010年からスタートし、これまで253組の研究者の方々が参加しています。 時代を記録してきたNHKの放送番組を、新しい視点で視聴し、NHKアーカイブスから新たな知見を切り開いてみませんか。積極的な参加をお待ちしています。 テレビ草創期のものから最近のものまで、原則としてNHKが過去に放送した様々なジャンルのあらゆるテレビ・ラジオ番組、約100万本が閲覧できます。※ニュ
阿部 「学校の先生たちの負担をどう減らすのかについてです。」 和久田 「こちらは、学校の教員の残業時間の変化です。 昭和41年度は、月平均およそ8時間だったのに対し、平成18年度は、およそ42時間と、5倍以上に増えています。 背景には、特別な支援が求められる生徒や外国人生徒の増加。 不登校やいじめ、虐待への対応など、以前と比べ、学校現場が抱える課題が多様化していることがあげられます。」 阿部 「こうした中、教員の長時間労働の解消に向けて、今、議論が起きているのが『部活動』の指導をどうするかです。 そもそも部活動は、教員が必ずしも指導の義務を負うものではないと位置づけられていて、教員の業務が増える中、その指導の負担を減らすべきという声が上がっているのです。 今、教員たちはどのような状況に置かれているのか取材しました。」
2015(平成27年)11月5日。全国で初めて東京・渋谷区が同性カップルに対して「結婚相当の関係」と認める証明書の発行を行うなど、LGBTの人たちを巡る社会的な動きが急速に進んでいます。 こうした動きを、当事者の人たちは、どのように受け止めているのか。NHKでは、全国のLGBTの当事者を支援する「LGBT法連合会」と、その賛同団体の協力を得て、当事者を対象とした大規模なアンケート調査を行い、すべての都道府県の計2600人から回答を得ました。 つづられていたのは周囲の偏見や差別を恐れ、家族へのカミングアウトさえもできないという厳しい状況の中で生きてきた人たちの切実な声でした。 NHKでは、この調査結果を専門家とともに分析し、ここに公開することにしました。 あなたのすぐそばにいるかもしれない、LGBTの人たちの“声”に、耳を傾けてみませんか。 調査地域: 全国(47全都道府県から回答) 調査対
現職の小池百合子氏が3回目の当選を果たした都知事選。都民はどう判断したのか。今回の選挙結果の分析とともに、これからの都政の課題を国政との関係で考えます。
6月4日(土) 「海を越える日本文学」 張競・著 筑摩書房刊 村上春樹、よしもとばなな、東野圭吾・・・比較文化論の専門家が、翻訳という媒介を通して、海外での日本文学の読まれ方について記す論説書。 6月11日(土) 「組織の思考が止まるとき」 郷原信郎・著 毎日新聞社刊 コンプライアンス研究の第一人者が、検察の不祥事を起点に企業や官公庁のコンプライアンスの現場を検証し、組織の在り方を問い直すノンフィクション。 5月7日(土) 「なぜ、『これ』は健康にいいのか?」 小林弘幸・著 サンマーク出版刊 自律神経研究の第一人者が、健康に良いとされる定説を自律神経の観点から解明し、自律神経のコントロール法について指南する健康医学書。
海外メディア最新事情 OTTはメディア産業をどう変えるか ~欧米最新事情、そして「グローバル戦略」について考える~ インターネットで番組やコンテンツを配信するOTT(オーバー・ザ・トップ)サービスの普及で、アメリカでは“放送”のあり方が大きく変わりつつあります。欧米の放送事業者やOTT事業者を招いて、そのグローバル戦略、コンテンツ制作・配信のあり方、放送への影響などについて議論します(同時通訳あり)。 パネリスト デビッド・ウィーランド (BBCワールドワイド上級副社長) BBC等での番組制作を経て、2006年BBCワールドワイドに入社。ヨーロッパを担当した後、2014年からアジア担当上級副社長。日本、インド、韓国、中国ほか、東南アジア全域を統括する。 ジェームズ・ファレル (アマゾンジャパン プライムビデオ コンテンツ事業本部長 アジア・パシフィック リージョナルヘッド) ソニー・ピクチ
岩渕) くらし☆解説です。 きょうは、「図書館の役割って何?」がテーマです。 担当は、名越章浩(なごしあきひろ)解説委員です。 きょうは図書館について考えてみたいと思いますが、岩渕さんは、図書館をよく利用しますか? 岩渕) 最近は、あまり図書館に行っていないのですが、ときどき借りています。 名越) 図書館は、その地域の知識の泉とも言われるので、誰にとっても身近な存在ですよね。 その図書館の本来の役割とは何なのか、深く考えさせられるようなニュースが、このところ相次いでいるのです。 きっかけとなったのが、おととしリニューアルオープンされた佐賀県武雄市の図書館です。 武雄市が、大手レンタルビデオ店「TSUTAYA」を展開する会社に運営を任せています。 (VTR・武雄市図書館) 広い空間におよそ20万冊の蔵書。年中無休の図書館です。 全国チェーンのコーヒーショップや書店、それにCDなどのレンタル店
沈黙を破る手紙 ~戦後70年目のシベリア抑留~ 太平洋戦争終結後、57万以上の人々がソ連の収容所に連行され、少なくとも5万5千人が犠牲になった、「シベリア抑留」。京都府の舞鶴市で、シベリア抑留の知られざる断面を物語る貴重な資料が見つかった。それは、当時公表されていなかった抑留者の安否と帰国の予定を、その家族に伝えた手紙。終戦後、生死もわからず、いつ帰るとも知れない夫や子を待ち続ける家族にとっては、まさに"希望の手紙"だった。 当時シベリアに抑留されていた人々の多くは、氷点下40度を下回る屋外で、森林伐採や鉄道敷設といった肉体労働に従事。みずからの生死を家族に知らせる手段さえなかった人がほとんどだったという。そうした中、なぜ、抑留者の安否を知らせる手紙が届けられたのか? カギとなったのは、アメリカとの冷戦下にあったソ連が、共産主義のプロパガンダのために放送していたという国営ラジオ放送。そのラ
知らなきゃ損!? 図書館がスゴイ!今回は"図書館 活用術"ですっ こんなところがあったのか!? 居心地の良い"滞在型図書館" 3年前にオープンした東京・武蔵野市の図書館。4階建ての建物は吹き抜けになっていて、明るく開放的なつくり。本を探すスペースもゆったりとしています。1階フロアの中央にあるのは、なんとカフェ!館内の本はすべて持ち込み自由。貸出し手続きも必要ありません。読書をしながら食事をすることもできます。ここは、いわゆる「滞在型」と呼ばれる図書館。利用者が長い時間、心地よく過ごせる工夫が随所に施されています。お子さん連れには「こどもライブラリー」。静かなエリアと分かれているので、少しくらい騒いでも大丈夫です。 さらに地下には、小学生から二十歳までの青少年だけが使えるフロアが。おしゃべりしたりカップ麺を食べたり。まさに子どもたちの解放区。でもこんなに賑やかで、勉強、大丈夫?「
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