【注意】このエントリは、動詞「まなざす」の意味・用法や登場した経緯や背景などについて解説したものではありません。 はじめに 下記のまとめのブコメにも何か書こうかなと書いてそのままいつもの書く書く詐欺になりそうなところだったのですが、 togetter.com その後もちょこちょこ「「まなざす」という動詞は日本語としておかしい」というような言い方を見たので何か書いておくことにしました。 最後に背中を押したのは菊池誠氏の次の一連のツイートです。ただこれに似た言い方はいくつか見ましたし、共感を覚える方もけっこういるのではないでしょうか。 @kanenooto7248 はあ、「まなざす」という言葉を使うやつは嫌いだ、という話はしたけど、その出どころですか。「まなざす」は日本語じゃないからな— kikumaco(9/7ベアーズ) (@kikumaco) 2016年1月25日 「まなざす」という言葉を
言葉は、大河の流れに翻弄される木の葉のように、たえず揺れ動き、さまざまに向きをかえ、時には裏返り、その見た目を変化させる。 そのひとつひとつを丁寧にすくいあげ、記録として残すのが国語辞典の役目のひとつでもある。 われわれがなにげなく日々使う言葉、とくに漫画にはどんな言葉が使われているのか、現役の国語辞典編纂者と国語辞典のプリンスにすくい上げてもらった。
「近づく」と「近寄る」とは、どう違うのでしょうか。 「近づく」は時期についての言及などさまざまな場合に使えますが、「近寄る」は使える場面が限定されています。「近寄る」は「人間・動物が、意志を持って接近する」ことだと言うことができます。 主語が人間(および人間が運転する乗り物)・動物の場合には、どちらも使えます。 犬がこちらに近づいてき(○) 犬がこちらに近寄ってきた(○) 黒塗りの車が近づいてきた(○) 黒塗りの車が近寄ってきた(やや擬人的な言い方)(○) ところがそれ以外の場合では、「近づく」は使えても「近寄る」は不自然になってしまう場合が多いのです。 タイムリミットが近づいてきた(○) タイムリミットが近寄ってきた(×) 夏も近づく八十八夜(○) 夏も近寄る八十八夜(×) また主語が人聞であっても、話題になっているのが「最終的な到達地」である場合には、「近寄る」は使えません。 彼はやっ
こないだ4月18日(金)のCBCラジオ「ナガオカ×スクランブル」生放送。℃-uteの中島早貴さん、岡井千聖さん、萩原舞さんが出演するというので、インターネットの力を借りて聴きました。愉快な3人組。とっても楽しい放送でした。 http://blog.hicbc.com/weblog/nagaoka_scramble/2014/04/009356.php で、この放送の中で、舞ちゃんがごく自然に「押ささってた」という言葉を採り入れた場面があったんですね。これが波紋を呼んでしまった。中島さんと岡井ちゃん、そして番組パーソナリティの永岡歩CBCアナウンサーが舞ちゃんに対して一斉にこんなことを言うのです。 「押ささってた」なんて言葉は聞いたことないよ! と。 言葉の問題としてものすごく気になりました。ちょっと書き起こします。 萩原:iPhoneのSiriってあるじゃないですか? こないだ電車に乗って
1 名無しさん :2014/04/03(木)04:30:09 ID:0KStUMCRP水の浸けたスポンジに泡つけて食器洗うとスポンジに出したままなのwwwwww 続きを読む
色々とどうかと思ったので。 目上の人に「了解」は失礼? そもそもなんでこんな記事が、仮にもNHKのニュース一覧にクレジットされているのかさっぱり分からないのですが。 上の記事には、大きく分けて三点の突っ込みどころがあります。 1.内容が完全に個人ブログの引用に立脚しているのに、引用元の詳細どころかリンクすら貼っていない 2.かつ、個人ブログに触れていながら、その個人ブログでの結論は一顧だにせず、都合のいい議論のトリガーとしてのみ利用している 3.内容自体が無根拠な覚醒作りを助長する内容になっており、生産性のかけらもない 仮にも公共放送の組織がやっている記事でこれは、全体的にアホですかと思うわけです。 まず第一に、突っ込むのもアホらしい基本的な部分なんですが、 ネットで話題になっているのは「『了解』は失礼か?」というタイトルのブログ記事で、この記事に反応して「「目上には『了解』ではなく『承知
【画像あり】「日本語大賞」 小学4年生の書いた文章が凄すぎる…(´;ω;`)ブワッ Tweet 1: アンクルホールド(岡山県):2014/02/11(火) 13:41:11.13 ID:3+oXbxiI0 「日本語大賞」小学生の部。 おそらくその子のお母さんは癌だったのでしょうか、 味覚障害は抗がん剤による副作用で私もかかり未だに抜けません。 ちょっとウルッとくる、いい話。 https://twitter.com/kazueDEAF/status/433050636431552514 3: シャイニングウィザード(東京都):2014/02/11(火) 13:44:05.60 ID:m9dMeX7B0 これは反則だろ…… 18: TEKKAMAKI(チベット自治区):2014/02/11(火) 13:56:32.89 ID:sgroOYcj0 小4の文章力というのなら驚きだ 10: トペ
職場の上司や先輩など目上の人から何か指示を受けたときに、「了解しました」と答えるのは失礼かどうか、という議論がインターネットで話題になっています。 「了解しました」「承知しました」、職場であなたは使い分けていますか? ネットで話題になっているのは「『了解』は失礼か?」というタイトルのブログ記事で、この記事に反応して「「目上には『了解』ではなく『承知』を使う」は誤用」というタイトルのブログ記事も注目を集めました。 職場の上司や先輩など目上の人に「了解」ということばを使うことが、失礼に当たるかどうかについていろいろな角度から考察したもので、読んだ人たちからは「普通に『了解』って使っていた」「内部の業務連絡ではいいが、外部とのやり取りではだめ」など、自身の経験に基づいた多くの意見が寄せられています。 「了解」は「軽い」 「了解」が失礼かどうかを考える前に、こうした議論はいつごろから始まったのでし
最近、マイナビウーマンが「日本語を貧しくしようキャンペーン」を展開しているようです。 じつは読み間違ったことのある漢字1位「貼付」 間違っている読み方が定着していると知らずに使っていた日本語1位「輸入(ゆにゅう)【正】しゅにゅう」 「正しい日本語」ネタはPVが稼げるのでしかたないのでしょうが、日本語が金儲けのネタにされるのを見ると悲しくてなりません。 この中で、見逃せないのは次の部分です。 ■番外編:これは明らかな間違いです ・間髪を容れず(かんぱつをいれず)【正】かん、はつをいれず「これだけは知っていた」(26歳男性/学校・教育関連/事務系専門職) ■間髪をいれず(×かんぱつをいれず→○かんはつをいれず) こういうのは、いい大人が見たらあきれてしまうところです。 「何をバカなことを言っているんだ、『かん、はつをいれず』なんて聞いたことないよ」と。 もちろん、中国語や漢文をやっている人であ
まず、日本語の子音構造自体が根拠になります。 カ行音、タ行音、パ行音は、「破裂音」と呼ばれる種類の音で、 非常に多くの言語に備わっている基本的な音です。特にパ行音は ほとんどの言語に備わっています。しかし現代日本語では、擬態語や 外来語を除くと、促音の直後以外はほとんど現われません。これは、 ハ行がパ行音だったのに、発音の変化によりパ行音が失われたためです。 日本語では「清音」と「濁音」が対になっていて、「連濁」という現象では これが交替しますが、カ行とガ行、サ行とザ行、タ行とダ行では 同じ種類の子音の「無声音」と「有声音」(声帯を震わせるかどうか)が 対になっているのに、ハ行とバ行は全くそのような関係に なっていません。ハ行がかつてパ行だったと考えれば、 他の行と同様の関係が成り立ちます。 万葉仮名では、例えば「は」には「波」「半」、 「ひ」には「比」「卑」などの漢字が使われています。
メインコンテンツに移動 購読申し込み 7日間無料お試し close QRコードリーダーを QRコード読み込み結果 `<8[�U �_8[�U 熊日からのお知らせ 第71期 肥後名人戦 熊本市・上益城予選 《出場者募集》 熊日情報文化懇話会 25日に例会 「熊本と台湾 新時代のインバウンド」 テレコムスクエア台湾董事長・大塚順彦さん 第29回九州国際スリーデーマーチ 2024 RKK開局70周年記念 ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 熊日ジュニアゴルフプロジェクト《4期生募集》 ホーム ニュース トップ 熊本 全国 エンタメ 動画 地方選速報 天気・気象 防災・災害 トップニュース 【速報】雪で九州道一部通行止め 「初音ミク」の世界、万田坑に 熊本・荒尾市 CGアートやパネル、「千本桜」派生の小説からイメージ 28日まで 【独自】熊本・九州看護福祉大が公立化要望 少子化見据え玉名市に
本日のKindle日替わりセールは『妖怪辞典』だった。これはちょっと面白そう。 妖怪事典 作者: 村上健司出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2000/04/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る まず興味を引いたのが目に着いたのは「青鬼」だ。 次のように書かれている。 アオオニ(青鬼)。加賀中納言が死んだ時…奥から現れて、玄関から門を出て行った。…何をする妖怪かはよくわからないが、中納言の死に関係があるのであろう via 『妖怪事典』(村上健司/毎日新聞社) — maeda hiroaki (@torisan3500) August 26, 2013 かっこいい。登場して、出て行った。何者なのかよくわからない。なるほどなあと思いつつ、辞書で「青鬼」をみると、なんと載ってるじゃないか。手元の辞書で立項しているのは『日本国語大辞典』と『
ついったーで「激おこぷんぷん丸」の国語教員による分析・品詞分解が話題になっていて、 www.yukawanet.com どうなのかなあ、みたいなことをつぶやいていたのですが、けちだけつけていてもあれなので即興で分析。 以下の内容は関連文献の調査とかしてませんので細部は結構適当なところもあります。色々叩いて遊んでみてください。 前提と方法 先頭の要素から分解しながら、その要素をどう考えるのか少し考察する。ちなみに 語:≒自由形態素。単独で句・節・文の構成要素になることができる 接辞:≒拘束形態素。単独で句・節・文の構成要素になることができず、自由形態素にくっついて現れる という粗い定義を採用している。 「激」 「激だ」「激を」などの用法は今のところ見つかっていないので接頭辞とする。 「強い」「はげしい」といった意味で漢語の構成要素となる(例:激痛、激減、激戦、…)のが一般的であると思われるが
今回は、「元旦=元日の朝」説について。 きっかけは、ある Twitter アカウントの発言から。 元日の意味で元旦を使っている文を探すだけの簡単なお仕事 これを見て思った。 あぁ、この人は「元旦=元日の朝限定」だと思っているんだな、と。 この俗説は、昔からチラホラと耳にすることがあった。 もっとも、昔であればそういうネタは特に広がることもなく、大きな害もなかったところだ。 だが、インターネットはそういうものを際限なく増殖させる性質を持っている。 だから、そういう俗説に対しても、これまでのように流しているだけではまずいと思い、記事を書くことにした。 まず、「元旦」という単語の起源から。 この単語は、中国語から日本語に入ったものだ。 比較的古い*1用例としては、宋代の「夢粱錄/卷01」という文献に 正月朔日,謂之元旦,俗呼為新年。(正月のついたちは、元旦といい、俗に新年と呼ぶ) というものがあ
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はてブ twitter delicious livedoor クリップ Tumblr Instapaper メールで送信 ビジネス・仕事術 2009.12.15 0 ともこ ルールなんて無くても読めればいいじゃん?いえいえ、ルールのっとって書くと「読みやすい」わけで。意外と知らなかったもの、なんていうのもあるのではないでしょうか? ◆基本的なルール 段落は最初の一文字を空白にする。 三点リーダー、ダッシュは二個続ける。 閉じかっこの前後に句読点をつけない 感嘆符の後ろは空白を開ける ○×式の具体例が非常にわかりやすいのです。 三点リーダー、ダッシュは二個続ける。 三点リーダー......←コレです。 ダッシュ......「―」 閉じかっこの前後に句読点をつけない ×「自分、それはないわ。」 ×「自分、それはないわ」。 ○「自分、それはないわ」 感嘆符の後ろは空白を開ける ×
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