ホストバスアダプタ、ファイバーケーブル、SANスイッチなどの専用ハードウェアで構成されていたSANを、イーサネットに統合する新たな仕様として注目されているのがFCoE(Fibre Channel over Ethernet)と、その物理層として10Gbイーサネットを拡張したCEE(Converged Enhanced Ethernet)です。 FCoESANベンダとしてトップを走るブロケードや、シスコ、ネットアップやEMCなどのストレージベンダもFCoE対応製品のリリースを開始しており、次世代のSANはFCoEベースになると期待されています。 そのFCoEが本当に普及するのか、それともつまづくのか。米オンラインメディアの「Network Computing」で2人の筆者による議論がありました。 FCoEは有力な選択肢 FCoEはバックボーンネットワークの有力な選択肢になるだろうと主張するの
![FCoEによるストレージとIPネットワークの統合は容易には実現されない](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ca0810e4b6b3ead24b6451d312016131bc72a4ae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.publickey1.jp%2Ffbico_pblky.png)