『牧場の少女カトリ』(まきばのしょうじょカトリ) は、1984年1月8日から12月23日まで、フジテレビ系列で毎週日曜19:30 - 20:00(JST)に全49話が放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメ。『世界名作劇場』の第10作目に当たる。 概要 原作はアウニ・ヌオリワーラ (フィンランド語版)(芬: Auni Elisabeth Nuolivaara)の『牧場の少女』(芬: Paimen, piika ja emäntä)。作者であるヌオリワーラが自身の祖母の少女時代をモデルに書いたもので[1]、20世紀初頭のフィンランドを舞台に、母と離れて祖父母と暮らす少女が牧場の家畜番として屋敷で働き始める姿を描く。日本では森本ヤス子が1952年に紹介したのが最初で、当時の少年少女向けの文学全集などに収録されたが、本作品が放映された1980年代の日本では、その知名度は非常に低いものだっ