この投稿は 13年 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。 もうすぐ絶滅するという紙の書物について かなり前ですが、「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」という本をジャケ買いならぬ装丁買いをしたので、その感想を書きます。 帯に書いてある「電子書籍」はほとんど出てこない まず、この本の帯に「紙の本は、電子書籍に駆逐されてしまうのか?」と書いてあり、タイトルもあれなので、てっきり電子書籍本かと思ってしまいますが、あんまり関係ありません。ちょろっと触れているところもありますが、基本はウンベルト・エーコとジャン=クロード・カリエール(フランス人映画脚本家)の古書コレクション自慢話です。そういう点で、電子書籍本だと期待して買うと後悔するかもしれません。 もっとも僕が買った目黒の文教堂だったかどこだかでは「海外文学」の棚に刺さっていたので、間