タグ

ブックマーク / knowledge.sakura.ad.jp (11)

  • 開発ツール(QEMU)への貢献(前半) 〜自作OSのいまと昔 [第3回] | さくらのナレッジ

    これまでの記事では、自作OSとそれを取り巻く状況について触れてきましたが、今回と次回は少し視点を変えて、自作OS開発で使うツールのデバッグや、それを通した貢献(contribute)の話をしたいと思います。 自作OSに限らず何かを開発する際には、たいていの場合、他の誰かが作ったツールを利用することになります。たとえば、CコンパイラとしてのClangや、デバッグのためのエミュレータとしてのQEMU, CやC++の標準ライブラリとしてのNewlibやlibc++などを、私の自作OS liumOS では利用しています。これらのソフトウエアは、ソースコードが公開されており、インターネット上の誰もが開発に参加することが可能です。 これらの開発ツールは、世界中のたくさんのユーザーに利用されるうちに、バグが見つかったり機能追加のリクエストが来たりすることで、完成度が次第に高まってきます。しかし、多くの人

    開発ツール(QEMU)への貢献(前半) 〜自作OSのいまと昔 [第3回] | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2020/09/06
  • 自作OSの将来とは?自作OSのススメ 〜自作OSのいまと昔 [第5回] | さくらのナレッジ

    これまで、第1回・第2回では、自作OSとは何かという基的なところから、現代における自作OSの難しい点について解説しました。また第3回・第4回では、自作OSをする上で欠かせないオープンソースの開発ツールへの、バグ修正を通した貢献について触れました。 最終回となる今回は、連載名にもなっている、自作OSの「いまと昔」から一足進んで、これから自作OSをはじめてみようと考えている皆様にむけて、どのように自作OSを楽しめばよいのか、という将来へ向けた話をしてみたいと思います。 自作OSは役に立つ? 第1回でも触れた通り、自作OSの楽しみ方は人それぞれです。知的好奇心を満たしてくれる積木として、ハードウエアを極限まで使い倒すための道具として、日々成長させるのが楽しみな盆栽として、等々、どのような目的であっても、開発している人が楽しければ、それは立派な自作OSといえます。 それでも、ふと、こんな気持ち

    自作OSの将来とは?自作OSのススメ 〜自作OSのいまと昔 [第5回] | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2020/09/05
  • Puppetが開発した新たな構成管理ツール「Bolt」を使ってみる | さくらのナレッジ

    あらかじめファイルなどで定義しておいた内容に従ってサーバーの設定やソフトウェアのインストールなどを自動実行する「構成管理自動化ツール」分野ではAnsibleやPuppet、Chefといったツールが有名だが、そんな中昨年10月に新たな自動化ツール「Puppet Bolt」がリリースされた。Puppet BoltはSSHなどのリモートログイン機能を使って対象とするマシンを操作するのが特徴で、管理対象のマシンにエージェントをインストールすることなく利用できる点がアピールされている。記事ではこのPuppet Boltの機能、導入方法、使用例を紹介する。 シンプルな構成管理ツールをうたう新ツール「Bolt」 ソフトウェアのインストールや構成管理を自動化する構成管理ツールとしては、PuppetやChef、Ansibleといったものが存在する。かつてはPuppetやChefが人気だったが、最近ではAn

    Puppetが開発した新たな構成管理ツール「Bolt」を使ってみる | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2020/06/01
  • 現代における自作OSの難しさ 〜自作OSのいまと昔 [第2回] | さくらのナレッジ

    前回の記事では、自作OSとは何か、そしてこれまでの自作OSの歴史を紹介しました。しかし、近年になって自作OSを取り巻く状況は大きく変化してきています。そこで今回は、現代における自作OSでは、これまでと比べてどのような点が変化してきたのか、どのような難しい点があるのかについて紹介し、さらにそれらに対する解決策を、筆者の経験をもとに提案してゆきます。 自作OSをとりまく環境の変化 川合秀実氏著「30日でできる!OS自作入門」が出版された2006年頃と比べて、コンピュータをとりまく環境は大きく変化してきました。その変化には、CPUのコア数やビット幅からファームウェアの変遷、そしてデバイスの進化も含まれています。まず最初に、CPUのコア数について着目してみましょう。 CPUコア数の増加 上記の図は、1999年から2019年までにIntelから発売されたCPUのコア数の変化を示したグラフです。ご覧の

    現代における自作OSの難しさ 〜自作OSのいまと昔 [第2回] | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2019/10/16
  • なぜ人は自作OSをするのか?自作OSとは何か? 〜自作OSのいまと昔 [第1回] | さくらのナレッジ

    みなさん、自作OSという言葉をご存知でしょうか? 自作PCという言葉には馴染みがあっても、自作OSという言葉は初めて聞いたという方も多くいらっしゃると思います。連載では、そもそも自作OSとは何か、という基的なところから、自作OSのこれまでの歴史、現代のコンピューターにおける自作OSの難しさ、そして自作OSの将来的な可能性について、筆者の実体験を踏まえながらご紹介したいと思います。 身近にあるOSの例 自作OSというのは、OS, つまりオペレーティングシステムを自分の手でつくりあげることを指します。といっても、そもそもOSとは何か知らない方も多くいらっしゃると思いますので、最初はそもそもOSとは一体何なのか見ていきましょう。 さて、みなさんの知っているOSにはどんなものがあるでしょうか?下記の図は、2019年5月の、日国内におけるOSのシェアを示したグラフです。 最も多く使われているO

    なぜ人は自作OSをするのか?自作OSとは何か? 〜自作OSのいまと昔 [第1回] | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2019/10/16
  • 面倒なJavaScriptコードのとりまとめがこれ1つで可能に、「webpack」入門 | さくらのナレッジ

    最近JavaScript関連の開発で採用が進んでいる「webpack」は、JavaScriptファイルの変換や結合といった操作をコマンド1つで実行できるツールだ。記事では、webpackとは何かという基的な概念から導入方法、実際の利用例などを紹介する。 モジュール管理機構の不足や未サポート機能の問題をツールで解決する「webpack」 今日のWeb開発においてJavaScriptの利用は避けることができないが、JavaScriptのソースコードをどのように管理・デプロイすべきかという問題に対しては、まだ決定的な解決策が生まれていない状況が続いている。その根的な原因の1つには、最近までJavaScriptにおいて普遍的に利用できるモジュール管理システムが存在しなかったことがある。 一般的なプログラミング言語では、大規模なプログラムを実装する際に作業性やメンテナンス性を高めるためプログラ

    面倒なJavaScriptコードのとりまとめがこれ1つで可能に、「webpack」入門 | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2019/06/19
  • 30年前のパソコンってこんな感じ | さくらのナレッジ

    最近の若いプログラマと話をしていると、中学生の頃からプログラミングをしています、という人が結構います。物心ついたころからコンピュータとインターネットは普通に身の回りにあった、という世代がちゃくちゃくと社会に出てきているわけで、考えてみるとすごい話です。しかしながら、自分も振り返ってみると初めてパソコンに触れたのが30年前の中学生の頃だったし、やっぱりふつーなのかな、とも思います。 というわけで今回は、30年前にどんなパソコンを使っていたのかという話をしようと思います。 私が初めて触れたパソコンはNECPC-6001でした。すっかりパソコンに魅了されてしまった私は、誕生日に親を説得してPC-8001を買ってもらいました。なんで6001じゃなくて8001だったかというと、当時放送していたNHKの「マイコン入門」という番組にPC-8001が登場していたからです。当時のパソコンでやることといえば

    30年前のパソコンってこんな感じ | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2019/06/08
    PC-8001
  • ネコでもわかる!さくらのVPS講座 | さくらのナレッジ

    さくらインターネットではITエンジニアに役立つ情報を提供しています。「やりたいこと」を「できる」に変えるため、筆者陣が日々の業務を通じて得たナレッジ(知識やノウハウ)を、広く世間に共有し、インターネットのさらなる発展に貢献することを目的としています。

    ネコでもわかる!さくらのVPS講座 | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2017/11/12
  • SQLiteでクラスタリング/Web API化を実現する「rqlite」レビュー | さくらのナレッジ

    SQLiteはファイル一つで使えて手軽なデータベースです。ちょっとしたWebアプリケーションであれば十分に耐えられますし、ファイル一つとあってバックアップも簡単に行えます。 そんなSQLiteをより便利に活用できるようにするのがrqlite です。通常のSQLiteに対してクラスタリングによるスケールやHTTP(S)によるアクセスを可能にします。 インストール インストールは自分でコンパイルするか、Mac OSXLinuxの場合はバイナリがダウンロードできます。 # Mac OSXの場合 curl -L https://github.com/rqlite/rqlite/releases/download/v3.5.0/rqlited-v3.5.0-darwin-amd64.tar.gz -o rqlited-v3.5.0-darwin-amd64.tar.gz tar xvfz rqli

    SQLiteでクラスタリング/Web API化を実現する「rqlite」レビュー | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2017/01/16
  • すべてのWebサイトの暗号化を目指すLet’s Encryptを試す | さくらのナレッジ

    インターネットの爆発的な広がりに合わせてセキュリティ上の問題に注目が集まるようになっています。2010年頃にはFiresheepが広まり、公衆無線LANなどにつないだPCの通信を簡単にモニタリングできてしまう行為が問題になりました。また、昨今のプライバシーに対する懸念から、多くのサイトではHTTPSをデフォルトにするようになっています。 そんな流れもあって現在開発が進められているのがLet's Encryptです。誰でも無料で使えるSSL/TLS証明書発行サービスとなっています。先日、ついにパブリックβになり、誰でもすぐに使えるようになりました。そこで今回はLet's Encryptを使ったサイトのSSL/TLS化手順について紹介します。 なお、執筆時点ではApacheについてはプラグインが提供されていますが、nginx向けは開発中とのことです。ただし手作業で行う分にはnginxでも利用で

    すべてのWebサイトの暗号化を目指すLet’s Encryptを試す | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2015/12/10
  • クックパッド開発者が明かしたマイクロサービス“切り出し”の実際とは? | さくらのナレッジ

    2015年9月26日に開催された「Seasar Conference 2015」のセッション「【世界最大級】クックパッドの Microservices 化【WIP】」を聴講しました。マイクロサービスに関するコラム記事を書いた後でしたので、この話題が気になっていたのです。結果として、現場の開発者による生々しい話を聞くことができました。「等身大のマイクロサービス切り出しの現場」と言えばいいでしょうか。 【世界最大級】クックパッドの Microservices 化【WIP】 講演者はショウジヨシオリさん。現在、クックパッドで開発者として働いています。 クックパッドのシステムは、「世界最大級のモノリシックRailsサービス」として知られています。今回は、その一部をマイクロサービスに切り分ける経験を語りました。講演資料が次のリンクから見られます。 https://speakerdeck.com/yo

    クックパッド開発者が明かしたマイクロサービス“切り出し”の実際とは? | さくらのナレッジ
    sonota88
    sonota88 2015/11/27
  • 1