017:氷上のプリンス羽生結弦 ゴールデンタイムのお茶の間(死語?)。 TVから「プリンスのLet's Go Crazy」というフレーズを聞けるとは誰が想像したでしょうか?プリンスの急逝によりファンの心の傷がまだ癒えていない2016年、フィギュアスケートの羽生結弦選手がプリンスの同曲をショートプログラムに採用したのです。 フィギュアにあまり詳しくない私でも羽生選手は当然知っています。あの羽生選手がプリンスの曲で滑ってくれるという嬉しさと同時に、プリンスの曲は扱いにくいのでは?という不安もありました。 このコラムを書くまでに羽生選手のショートプログラムを3大会分観てみましたが、回を重ねるごとに曲を自分のモノにしていることに驚かされました(素人目にも分かりました)。3回目などはスピードもキレも半端無いし、少年っぽかった最初の頃からどんどんオスの色香をまとっている。いや、もうすばらしいです。プリ