教育に大きな価値を置き、国をあげて生涯学習にも力をいれるフィンランド。公共図書館はすべての国民に無料で開かれ、世界トップクラスの利用率を誇ることでも知られる。2018年に開館したヘルシンキ中央図書館「Oodi」は、国際図書館連盟による『Public Library of the Year 2019』に選出され、建物のデザイン性の高さや豊富なサービス内容によって「世界一の公共図書館」として話題を集めた。 フィンランドに暮らす人々にとって、図書館とはどのような存在なのだろうか? また国は図書館の重要性をどのように位置づけているのか? ヘルシンキに暮らす吉田みのり氏に、パンデミック下の取り組みも交えながら綴ってもらった。 (メイン画像:ヘルシンキ中央図書館 Photo: Kuvio) フィンランド人は世界トップクラスの読書好き。その理由は? 森と湖が豊かな国、フィンランド。「世界幸福度ランキング
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