つばめタクシー(熊本県人吉市)は、市内飲食店と連携した食事の宅配サービスを4月中に始める。「タクシーイーツ」と銘打ち、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている外食産業の売り上げに貢献する狙い。 利用者は、タクシー会社に電話を入れ、利用店舗を伝えて食事を注文。運転手は、店で食事を受け取り、専用のデリバリーボックスで配送する。利用者は、食事代と店舗から指定場所までの運賃を支払う。 つばめタクシーの北昌二郎社長(60)が呼び掛け。これまでのところ市内の居酒屋や焼き肉店、ランチ営業をするホテルなど約20店が参加している。 世帯へのチラシの配布など、体制が整い次第運用を始める。北社長は「外出自粛が求められる中で、なじみの味を楽しんでほしい」と話した。つばめタクシーTEL0966(22)5115。(小山智史)