漫才協会の顔となったナイツ 『水ダウ』で反響を呼んだおぼん・こぼん ラジオ番組で直談判した錦鯉 1955年に漫才研究会が設立され、改称を経て60年以上もの歴史を誇る「漫才協会」。その所属芸人コンビが今のお笑い界を盛り上げている。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で話題となったおぼん・こぼん、テレビやラジオで活躍するナイツやU字工事、昨年2021年の「M-1グランプリ」で王者となった錦鯉も加入。閉じられたイメージのある漫才協会が今、存在感を発揮するのはなぜか? 芸人たちの活躍から考える。(ライター・鈴木旭) 漫才協会の顔となったナイツ 漫才協会所属のコンビと言えば、真っ先に思い浮かぶのがナイツだ。2002年に漫才協会入りして以降、浅草の劇場をメインに活動するようになった。 2人は自身の芸を確立すると、2008年に「NHK新人演芸大賞」で大賞を受賞。「M-1 グランプリ」では、2008年~2