バイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカは、カタール・ワールドカップ大会アンバサダーの同性愛に関するコメントを非難した。 11月20日に開幕を迎えるカタール・ワールドカップ。しかし、中東で初開催となる今大会にはさまざまな意見が出ており、特にカタールの性的マイノリティや移民労働者の人権問題に関しては批判的な声が上がっている。 開幕まで10日余りとなる中、大会アンバサダーを務める元カタール代表MFカリッド・サルマーン氏はドイツ『ZDF』で、性的マイノリティについて「彼らはここで我々のルールを受け入れなくてはいけない。同性愛はハラームだ。ハラーム(禁止)の意味を知っているだろう?」と言及。さらに、同性愛が禁止の理由を問われると「私は敬虔なムスリムではないが、なぜこれがハラームなのかって?なぜなら、精神へのダメージになるからだ」と主張し、そこでインタビューは中止された。