第11回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム今年も白浜シンポジウムを盛況のうちに終えることができました。 たくさんお申込みいただき、誠にありがとうございました。 312名の方にお越しいただき、昼夜、活発な議論が展開できました。 第12回もご期待いただくとともに、白浜シンポジウムをどうぞよろしく お願いいたします。 社会のＩＴ化が進む中で、サイバー犯罪はたいへん身近なものになってしまいました。2006年の警察白書で特集されたことが象徴するように、もはやサイバー犯罪は一般的犯罪の一部だといえます。サイバー犯罪と呼ばれるものの指す領域は広く、サイバーテロのような国家的脅威から、オークション詐欺や不正請求のように個人にとっても身近に頻繁に起きる犯罪までに及びます。また、掲示板上の「爆弾製作」「公的証明偽造」の方法や「自殺の勧誘」、「人を誹謗・中傷する」等それ自体は違法ではないが、犯罪や事件を誘発する有害な情報も氾濫しています。
