神奈川県警大和署員の30代の男性警察官4人が今年3月、カラオケ店で後輩の20代の女性警察官に服を脱ぐことを命じたり、キスをさせていたことが分かった。県警はセクシャルハラスメントにあたるとして近く4人を処分する方針だが、「刑事事件としては立件できない」と説明している。 県警監察官室によると4人は、刑事2課の巡査部長(今年4月、県警暴力団対策課へ異動)▽交通2課の巡査部長▽刑事2課の警部補▽刑事1課の巡査長。いずれも事実関係を認め「申し訳ない」と話しているという。 4人は3月上旬の午後、同県大和市内のカラオケ店に女性を呼び出し、刑事2課の巡査部長が女性に対し、交通2課の巡査部長と服を交換するように指示。女性はその場でブラウスとズボンを脱ぎ、巡査部長が脱いだワイシャツとズボンに着替えた。交通2課の巡査部長は女性の頬にキスしたという。 警部補と巡査長は一連の行為に関与していなかったが、2人を止めな