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2023年10月29日のブックマーク (4件)

  • [特派員コラム]悲劇を中東に輸出した国々

    巨大な不幸の裏には巨大な責任がある。人はよく誰の責任かを判断することに没頭するが、その責任は均等に分かち合ったとしても余ることも多い。イスラエルとパレスチナの紛争の根源的背景がそうだ。「ユダヤ人問題」は2000年前にまで遡る。その根がこんなにも深い確執はそれほど多くない。 10月7日のハマスの奇襲攻撃の直後、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリアの首脳はイスラエルを支持する共同声明を発表した。そのリストは歴史的責任のある国と民族のカミングアウトだとの印象を与えた。彼らは積もり、絡み合い、ねじれにねじれた問題を作り出し、拡大するのに寄与した勢力か、その末裔(まつえい)たちだ。2千年の時が流れる間、彼らがどれほど執拗に巨大な悲劇を作り、今も続く惨劇の基盤を作り出したのか。概観してみよう。 1、イタリア。この国がルーツとするローマ帝国は1世紀に、もはや殺す相手が見出せないほどエルサレムを完全に破

    [特派員コラム]悲劇を中東に輸出した国々
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    toff 2023/10/29
  • [寄稿]イスラエル-パレスチナ戦争で利益を得る者が真の「戦犯」

    イスラエルによるガザ地区攻撃と米国の中東政策を批判する米国のムスリムたちが21日、ワシントンのナショナルモールで集会をおこなっている=ワシントン/EPA・聯合ニュース 再び世界で「戦争ドミノ」がはじまりつつある。ロシアウクライナ戦争アフリカ諸国のクーデター、中国の領土紛争、そして今や戦線は中東にまで拡大した。10月7日、パレスチナのガザ地区の統治勢力ハマスの攻撃を受けたイスラエルは、ガザ地区を無差別爆撃している。「天井のない監獄」であるガザ地区の水、電気、燃料まで完全に遮断した。済州島の3分の1の面積に230万人が閉じ込められて暮らすガザ地区の住民たちは、災厄から逃れる場所がどこにもない。双方の民間人死者数は4千人を超え、17日にはガザ地区の病院の爆撃で一挙に500人あまりが死亡した。しかし、米国はイスラエルには積極的な兵器支援を行う一方、ガザ地区に対する人道支援を求めた国連安保理決議

    [寄稿]イスラエル-パレスチナ戦争で利益を得る者が真の「戦犯」
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    toff 2023/10/29
  • [寄稿]パレスチナを支持できないというあなたへ

    ガザ地区南部のハンユニスにあるナセル病院で24日(現地時間)、爆撃の被害者たちが治療を受けるのを待っている=ハンユニス/AFP・聯合ニュース 残酷なニュースが続いたある夜遅く、親しい活動家からメッセージが届いた。かなり緊急のようだった。イスラエルの植民地支配に反対し、パレスチナの苦しみを知らないわけではないが、民間人虐殺を行ったハマスのせいでパレスチナを支持できないという人々に、何と言えばいいのかという質問だった。「イスラエルも悪いが、パレスチナも悪い」という両非論に向き合うのは初めてではなかった。平和と人権という価値の前では、どちらも間違っているということだ。 このすべての事態がきれいな真空管の中で起きているなら、そのような意見にも一理あるかもしれない。イスラエルが殺害した民間人の数がはるかに多いという事実を伝えたいわけではない。マスコミの接近が難しく、フェイクニュースが飛び交っているか

    [寄稿]パレスチナを支持できないというあなたへ
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    toff 2023/10/29
  • 【翻訳】パレスチナ人の命も守れ:ユダヤ人の学者ジュディス・バトラーがイスラエルの「ジェノサイド」を非難|カフェ・フスタート

    稿はデモクラシー・ナウによるジュディス・バトラーのインタビュー(Palestinian Lives Matter Too: Jewish Scholar Judith Butler Condemns Israel’s “Genocide” in Gaza)の日語訳です。 バトラーはクィア理論の大成者として有名ですが、ユダヤ人としてイスラエルの占領や暴力を一貫して非難してきました。このインタビューでバトラーの表情は終始険しく、ジェノサイドという言葉を繰り返し口にします。また、バトラーはイスラエルによる暴力は75年前から組織的かつ継続的に行われてきたと指摘し、パレスチナ人がその死を悼むに値しない人間以下の存在として扱われる状況に警鐘をならしています。イスラエルを植民地主義国家・アパルトヘイト国家として明確に非難している点も重要です(これまでのイスラエルの所業をみれば明白のことなのですが、な

    【翻訳】パレスチナ人の命も守れ:ユダヤ人の学者ジュディス・バトラーがイスラエルの「ジェノサイド」を非難|カフェ・フスタート
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    toff 2023/10/29