ベトナム 原発計画継続の方針 3月30日 23時6分 ベトナムのグエン・ティエン・ニャン副首相は、今後のベトナムでの原子力発電所の建設計画について、地震や津波などへの十分な対策を取ることを前提に、これまで通り続けてゆく方針を示しました。 ベトナムでは、東南アジアで初めてとなる原発を2030年までに14基建設する計画で、このうち2021年の稼働を目指す2基について、日本企業へ建設を発注することが事実上、決まっています。これに関連して、ニャン副首相は29日に開かれた国会で、福島第一原子力発電所の事故はベトナムにとっても教訓になるとしたうえで、「地震や津波など最悪の事態も想定し、建設場所や採用する技術を選ばなければならない」と述べ、地震や津波などへの十分な対策を取ることを前提に、原発の建設計画を従来の方針通り続けてゆく方針を示しました。さらにニャン副首相は、日本企業への原発の建設の発注について、