読売新聞が2013年1月1日付で第一報を報じた農林水産省におけるウィルス感染事案について、その後のメディアの報道情報を元に概要をまとめます。なお2012年2月に発表された同省におけるウィルス感染事案と今回報じられた事案は別と考えられます。 概要 読売新聞が2013年1月1日付の朝刊で、農林水産省においてウィルス感染インシデントが発生し、TPPに関連した資料等、日本の通商政策に係る情報が流出した可能性があることを報じました。*1 また当該事案について同省は詳細情報は非公開という姿勢であると報じられており、同省より公式な発表は行われておりませんでしたが、1月8日の林農水大臣記者会見において、同省で起きた事案が事実であったことと、官房長官から1月7日に徹底的に調査するよう指示があり、再度調査を行う方針であることが発表されました。*2 被害状況 感染場所 農林水産省 感染台数 公用端末 複数台 内