「Moto X」は「iPhone 5」の対極に位置する製品かもしれない。 良くも悪くも、米国時間8月1日に発表されたMoto Xは、あらゆる点で「iPhone」と対照的だ。Appleが外観や質感を厳格に管理しているのに対して、Motorolaは顧客がカラーや材質をカスタマイズできるようにしている。Moto Xは最新スペックの代わりに、手堅いところではあるが最先端とは言えないハードウェア機能セットを採用している。また、1つのデバイスのために構築されたプロプライエタリなOSではなく、ほかの多くの携帯電話も利用可能なオープンプラットフォーム上で動作する。 IDCのアナリストであるRamon Llamas氏は、「これはMotorolaとGoogleが向かおうとしているところを示す青写真だ」と述べた。 Moto XはiPhoneの対抗機種と見なすことは可能だが、「iPhoneキラー」ではない。ここ数