パナソニックは、企業などが持つデータを長期間保管するクラウドサービスを、2018年中に開始する。各種文書ファイルや、IoT(インターネット・オブ・シングズ)機器が収集したデータ、AI(人工知能)が学習するためのデータなどを、企業に代わって保管する。 すぐに必要ではないが廃棄できないデータは「コールドデータ」と呼ばれる。企業にとってはストレージ容量を圧迫するうえ、ストレージを運用するためのスペースや電力コストの負担も大きい。そうした需要を取り込むのが狙いだ。 コールドデータを保管するクラウドサービスは、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azure、GCP(Google Cloud Platform)も提供済み。これらと競合するサービスになる見通しだ。 大容量ストレージを利用しやすく パナソニックは、このサービスを「コールドデータ アーカイブ サービス」と名
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