立憲民主党の枝野幸男代表が2021年11月12日の辞任に際して行った記者会見で、記者会見での質問のあり方をめぐる応酬が展開される場面があった。主張を交えた3分超にわたる記者の質問に対して枝野氏は「お答えをすべきではない」と回答を拒み、記者会見のあり方を見直すことについて次期執行部に引き継ぐ考えを表明。質問した記者は、質問事項は視聴者から寄せられる意見をもとに総合的に決めており、「私の意見を申し上げているわけではない」と反発している。 特定の記者を排除する可能性については「『排除する』とかいうことではなくて...」と、現時点では否定的だが、「現場の(他の)記者さんが困っているのを4年間聞いてきた」とも指摘。会見のあり方について「なんとか整理できれば」と話した。 3分10秒にわたって主張を交えて質問 枝野氏が問題視したのは、ネットメディア「IWJ」による質問。大きく要約すると(1)衆院選で立憲