アップルは米国時間8日、米国の国際貿易委員会(U.S. International Trade Commission:以下、ITC)に対し、同社の特許を侵害した疑いのあるHTC製品の輸入差し止めを求める2度目の訴えを行った。 今回の訴えの対象となっているのは、HTC製の「持ち運び可能な電子機器および関連ソフトウェア」で、「Droid」シリーズのスマートフォンやタブレット端末「HTC Flyer」が含まれる。ITCは今後30日以内に、アップルの訴えを調査するかどうかの決定を下すことになる。 アップルは昨年3月にも、ITCに対し、iPhoneで使用されているグラフィックデザインなどおよそ20種類の特許を侵害しているとして、HTC製品の輸入差し止めを求めていた。対象となった製品には、「Nexus One」などのAndroid端末に加え、Windows Mobile搭載の携帯端末も含まれていた。