BlackBerryは、同社が保有しているモバイルデバイスなどに関係するすべての特許資産を、総額6億ドル(約686億円)で売却すると発表した。 売却する特許は、モバイルデバイスやメッセージング、無線ネットワークに関するものが中心。これらは、今のBlackBerryにとって非中核事業の特許。現在は、自動車向けソフトウェア基盤や企業向けセキュリティに注力しており、これら分野の特許は売却対象に含めていない。そのため、現行の製品やソリューション、サービスを利用している顧客には影響しないという。 売却先は、BlackBerryから特許資産を買い取る目的で設立された、特別目的会社(SPV)のCatapult IP Innovations。 BlackBerryは、売却代金のうち4億5000万ドル(約515億円)を現金で、1億5000万ドル(約172億円)を約束手形で受け取る。
by Leon Lee かつて一世を風靡したモバイルデバイスメーカーのBlackBerryが非中核特許資産を6億ドル(約690億円)で売却しました。同社は2022年1月に自社OSのサポートを終了しており、完全な「店じまい」に入った模様です。 BlackBerry Agrees to Sell Legacy Patents for $600M https://www.prnewswire.com/news-releases/BlackBerry-agrees-to-sell-legacy-patents-for-600m-301471301.html BlackBerry to sell patents related to mobile devices, messaging for $600 million | REUTERS https://jp.reuters.com/article/
往年の物理キーボード搭載スマートフォン「BlackBerry」が5G対応モデルとして復活しそうだ。米新興企業OnwardMobilityは8月19日(現地時間)、BlackBerryからBlackBerryブランドの5G端末を設計、開発、販売する権利を取得したと発表した。 OnwardMobilityはBlackBerryおよび中国Foxconn Technology Group傘下のFIH Mobileと5Gモデルの立ち上げで協力していく。欧米の企業ユーザー向けに2021年発売の計画だ。OSがAndroidベースで物理キーボードを搭載し、5G対応ということ以外に今のところスペックなどの説明はない。 BlackBerryはスマートフォンが普及する以前からキーボード付きの小型情報端末を提供していたが、スマートフォンの台頭で斜陽化し、2016年に端末の自社開発を終了。その後は中国TCL Com
米議会で10年以上利用されてきた「BlackBerry」だが、上院職員への同端末の支給が終了することになった。 米国時間6月29日に職員に送付された通達によると、BlackBerryが「BlackBerry OS 10」ソフトウェア搭載デバイスの製造を終了することを決定したため、米上院は支給を停止せざるを得なくなったという。Politicoが報じた。 「こちらで現在ストックしている分がなくなれば、新しいデバイスの調達は限られることになり、製品の供給はすぐには停止しないが保証期間内の交換のみとなる」と守衛官からの通達には記されている。 通達によると、米上院のBlackBerryのストックは600台余りで、「当面の間」これらの端末へのサポートは続行するという。
韓国Samsung Electronicsが、カナダBlackBerryに対し買収提案を行ったと英Reutersが現地時間2015年1月14日に報じた。Reutersが入手した文書や関係筋の話で明らかになったという。 それによると、SamsungとBlackBerryの幹部は前週、買収取引について協議するために会合を開いた。Samsungの狙いはBlackBerryが持つ一連の特許資産。提示額は1株当たり13.35ドル~15.49ドルで、総額は最大75億ドル。これはBlackBerryの現在の株価に38%~60%のプレミアムを乗せた水準という。 一方、米Bloombergや米CNBCなどは、BlackBerryがReutersの報道を否定したと、伝えている。「Samsungが買収提案をしたという報道があったことは認識している。だが、この件に関して我々はSamsungと協議を行っていない」と
BlackBerryが株式非公開化を目指している。 BlackBerryは米国時間9月23日、Fairfax Financial Holdingsが統括する企業連合の買収案に基本合意したと述べた。同グループは同社を47億ドルと評価しているという。この買収案では、1株あたり現金9ドルが株主らに支払われる。本記事執筆時点の同社株価8.23ドルよりもやや高い金額になっている。 この買収によって、同社は先行きがかなり不透明な状態から抜け出すことになる。同社は20日、消費者向けスマートフォン市場からの撤退を検討していることから第2会計四半期には約10億ドルの損失を計上する可能性があると警告した。同市場の開拓に貢献したのは同社だった。 Fairfaxは、BlackBerryの株式10%を保有している。同企業連合は11月4日までに、同社の財務状態に関するデューデリジェンスを実施する。その期間、Black
■■■ アップル製品ファンでも気になる… ■■■ ポルシェデザインによるブラックベリー・スマートフォン『P'9981 from BlackBerry』が、欧州でオフィシャルショップの店頭に並び始めた。 P'9981は独ポルシェデザインと、ブラックベリーを製造するカナダのリサーチ・イン・モーション社との共同開発による。ステンレス・フレームと手作業による革製バックカバー、立体造形のキーボードなどを外観の特徴とする。 OSはBlack Berry7で、ユーザーインターフェイスはP'9981用オリジナルを搭載している。他のP'9981ユーザーを検索するのに役立つPINコードも併せもつ。メモリーは8GBのオンボードに加え、マイクロSDカードにより40GBまで拡張可能である。2011年10月末にスペックが発表されていた。 筆者が2012年1月第2週に独フランクフルト・アム・マイン空港第1ターミナル内に
Research In Motion(RIM)の次期プラットフォーム「BlackBerry 10」は、公開が2012年後半に延期された。同社の経営陣は最新プロセッサのリリースの遅れを理由に挙げているが、Boy Genius Report(BGR)は延期の本当の理由について、RIMが中核となる電子メールおよびメッセンジャーサービスをこの新たなプラットフォーム上に搭載できていない点にあると報じた。 BGRは匿名の情報筋の話として、「RIMがこれを可能な限り延期しようとしている理由はただ1つ、つまり使い物になる製品をまだ用意できていないからだ」と伝えている。 ただしRIMはこの報道を否定している。 RIMは米CNETに電子メールで声明を寄せ、次のように述べた。「決算発表の電話会見で説明したように、この決定がもたらすエンジニアリング上の広範な影響とその他の要因が、BlackBerry 10搭載端末
MicrosoftとNokiaは2011年に入り「Windows Phone 7」で提携する計画を発表したが、その両社がResearch In Motion(RIM)の共同買収も検討していたとの新たな報道が浮上した。 The Wall Street Journal(WSJ)は米国時間12月21日、匿名の情報筋の話として「ここ数カ月の間」にMicrosoftとNokiaはRIMを共同で買収する寸前まで行ったものの、最終的に取りやめたと報じた。また、WSJによれば、RIMの共同最高経営責任者(CEO)Jim Balsillie氏とMike Lazaridis氏はいかなる買収提案についても必ずしも拒否するつもりはないものの、買収提案について真剣に検討するのは、同社の新しいモバイルソフトウェアが2012年にリリースされてからにしたいという意向のようだ。 MicrosoftとNokiaが提携し、Wi
RIM、「BBX」が商標権侵害 - 新OSの名称を「BlackBerry 10」に 2011.12.08 リサーチ・イン・モーション(Research In Motion:RIM)は、同社が開発中の新OSに関して「BlackBerry BBX」という名称を使おうしていた。しかし、米国時間6日にアルバカーキ(ニューメキシコ州)の連邦地裁で、RIMに対して同名称の使用禁止を命じる判断が下されたことを受け、同社では新たに「BlackBerry 10」という名前を使うことになりそうだ。 BBXについての商標権侵害を申し立てているのはベイシス・インターナショナル(Basis International)というソフトウェア会社。同社は1985年に発売したアプリケーション開発者向けのプログラミングツールを発売した際、「BBX」を商標登録していたという。 ベイシスでは、RIMがシンガポールで開催する開発向
リサーチ・イン・モーション(Research In Motion:以下、RIM)が開発を進める新OS「BBX」とこれを搭載する新端末についての話題がちらほら出始めている。 [出典:The Verge] Bloombergでは先週後半に、第3四半期にRIMの株式を購入したオメガ・アドバイザーズ(Omega Advisors)というヘッジファンド関係者の話を採り上げている。同ファンドのマネージャー、レオン・クーパーマン(Leon Cooperman)氏はこの記事のなかで、「RIMの新OSは、人々を驚かすことになり、それによりRIMでも業績予想を達成することになるとわれわれは考えている」とコメントしたと伝えられている。 スマートフォン市場で各社のAndroid OS端末やアップル(Apple)のiPhoneといった競合製品に押され、シェアの低下や経営不振が続くRIMでは、10月に行った開発者向け
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く