中国における「IPAD」の商標権をめぐって、香港のプロビュー・インターナショナル・ホールディングス(Proview International Holdings:以下、プロビュー)という企業がアップル(Apple)と争っている問題で、現地時間20日、アップルの弁護士は同社とプロビューが調停に向けての話し合いを開始し、この問題解決に動いていることを明らかにした。 広東の高等人民裁判所で行われている控訴審の判決は、今後数週間から数か月で下されると見込みだが、先週始め、同裁判所は両者に調停の方法を探るよう忠告したという。 FTによると、「IPAD」という名前はもともと、プロビューのグループ会社だった台湾のプロビュー・エレクトロニクス(Proview Electronics)が2000年に発売したタブレット「I-Pad」の製品名、同社は2000年〜2004年の間に欧州、中国、メキシコ、韓国、シンガ