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ブックマーク / jp.ign.com (139)

  • 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』原作者、映画化における「唯一の後悔」を明かす やはり“南極のシーン”はどうしても入れたかった

    原作ファンにも人気の場面 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の原作者であるアンディ・ウィアーが、映画化における「唯一の後悔」を明かし、小説から映画に盛り込んでほしかったというシーンについて語った。 ※以下には『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のネタバレが含まれます。 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』において、人類は「アストロファージ」と呼ばれる異星の微生物が太陽のエネルギーを消費するのを阻止するため、決死のミッションを開始する。作中では、アストロファージのもたらすこの現象が地球規模の壊滅的な寒冷化を引き起こし、氷河期の到来や糧不足、ひいては人類の絶滅を招くとされている。 フィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督を務め、ライアン・ゴズリングが主演した映画版では、原作に存在する地球側の描写の一部が省略されているが、ウィアーはそのうちのあるシーンを、作における唯一の後悔として挙げている

    『プロジェクト・ヘイル・メアリー』原作者、映画化における「唯一の後悔」を明かす やはり“南極のシーン”はどうしても入れたかった
  • 文句なしの満点!『ぽこ あ ポケモン』レビュー

    今や世界一のキャラクターコンテンツとしてだれも疑うものがいないポケモンだが、しかしポケモンの世界が広がれば広がるほどに、どこか居心地の悪さが立ち現れる。私たちがポケモンをかわいく思い、愛し、いつくしむほどに、初代ポケモンのコンセプトである「昆虫採集」、そしてビデオゲームとして求められる「バトル」という前提条件が、どうしようもない矛盾を現前させるからだ。 基、ドラマが成立するのは人間である。だから、ドラマを理解し感情移入できるのは人間であり、人間はそのドラマに喜怒哀楽する。 だから、動物や架空の生き物でドラマを成立させるには、動物を人間のように描かなければならない。 つまり擬人化である。 ※中略※ ゲームをアニメ化するにはエピソードにドラマが必要になる。 つまり、ポケモンを擬人化して描く。 アニメ『ポケモン』は、151種の、ポケモンという普通の人間とは違う形や能力を持った人間が絡むドラマな

    文句なしの満点!『ぽこ あ ポケモン』レビュー
  • 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』レビュー 「日本人がつくれる『洋画』」としてのアニメの行きつく先

    レビューには『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』終盤の展開に触れる記述が含まれます。 『機動戦士ガンダム』でメインの脚家として数々の名エピソードを書いた脚家の星山博之は、「アニメは日人がつくれる『洋画』」だと述べた。実写映画で日人が海外(多くはアメリカやヨーロッパ)の様式を真似てカッコよく洋画風の作劇をしてもそこにはどうしてもウソくささが漂い、どんなに欧米風にカッコつけても「どうせこいつはシャケ弁でもってるんだろう」(『星山博之のアニメシナリオ教室』雷鳥社、2007年、50p)と思ってしまう、というのだ。一例として、彼は脚を担当した『無敵鋼人ダイターン3』に登場する、バットマンの執事・アルフレッドのような執事・ギャリソン時田のキャラクター造形を挙げた。この理屈はもちろん、後に続く『機動戦士ガンダム』でも適用されているだろう。「スター・ウォーズ」を作れなくて

    『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』レビュー 「日本人がつくれる『洋画』」としてのアニメの行きつく先
  • 「漫画原作」が強すぎた2025年……アニメ映画でオリジナル作品が求められ続けるには?【2025年の劇場アニメ総括】

    漫画原作が強すぎる――。2025年のアニメ映画を短い言葉で振り返るならこれに尽きる。 あわせて読みたい「働く車」のゲーム『RoadCraft』に秘められた魔力 筆頭は言うまでもなく『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』だ。空前の興行収入407億円を記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)に迫る400億円近くを国内だけで稼ぎ出し、全世界では邦画として初めて1000億円を突破した。これに続いて劇場版『チェンソーマン レゼ篇』も、国内で約100億円を稼いで映画興行を引っ張った。 『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴、『チェンソーマン』は藤本タツキによる「週刊少年ジャンプ」連載の漫画が原作で、そこからTVアニメが人気となって劇場版が作られ観客を集めた。芥見下々の漫画『呪術廻戦』を原作にした『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が11月7日の公開から長くス

    「漫画原作」が強すぎた2025年……アニメ映画でオリジナル作品が求められ続けるには?【2025年の劇場アニメ総括】
  • ワーナー ブラザース ジャパン、日本での劇場配給業務を2025年いっぱいで終了

    ワーナー・ブラザース作品の配給は洋画が2026年から東宝傘下に ワーナー ブラザース ジャパンは2025年12月31日に日での劇場配給業務を終了することを発表した。

    ワーナー ブラザース ジャパン、日本での劇場配給業務を2025年いっぱいで終了
  • HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』レビュー HD-2D版『III』の課題を克服した傑作

    2024年に発売されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・』が、その美しいグラフィックとは裏腹に、「冒険の手触り」を希薄化させたゲームバランスや探索においていくつかの課題を残したことは記憶に新しい。それだけにロト三部作の「続き」となるHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』に対して、筆者もまた期待以上に、複雑な疑念を抱いていた。 あわせて読みたいHD-2D版「ドラゴンクエスト」3作のアートブックが2026年2月26日に発売へ コンセプトアートやドット絵などのほか、初公開のアートも収録 しかしその疑念は、『ドラゴンクエストI』の序盤から鮮やかに覆されることとなる。作は「I」と「II」の個別リメイクという安易な道を選ばず、HD-2D版「III」のエンディングから地続きの物語として、伝説のその後を描く、明確な「IIIの続編」として設計されていたからだ。その追加シナリオは、ゲ

    HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』レビュー HD-2D版『III』の課題を克服した傑作
  • 「私にも人生がある」ディズニーへの売却から13年、「スター・ウォーズ」に対する気持ちは吹っ切れたとジョージ・ルーカスが語る

    ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」をディズニーに売却してから13年を経て、同シリーズを管理しようとする衝動は手放したと明かした。 あわせて読みたい「スター・ウォーズ」のファン映像制作者、自作の戦闘シーンが丸ごと“盗用”されているとしてディズニーを非難「カメラアングルすら変えていない」 現在81歳のルーカスは、2012年に40億ドル(現在のレートで約6000億円)でルーカスフィルムをディズニーに売却。視覚効果制作会社のインダストリアル・ライト&マジックや、ルーカスフィルムのサウンドエフェクト部門であるスカイウォーカー・サウンドなど、すべてをディズニーに引き渡した。それ以降、ディズニーは「スター・ウォーズ」の続三部作に加え、『マンダロリアン』、『キャシアン・アンドー』、『スター・ウォーズ:アソーカ』など同シリーズの世界を舞台にしたドラマを展開している。 これは映画製作というルーツからの

    「私にも人生がある」ディズニーへの売却から13年、「スター・ウォーズ」に対する気持ちは吹っ切れたとジョージ・ルーカスが語る
  • 『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』レビュー 今プレイするには最良のMGS3ではある、あるのだが……

    レビューには『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』のネタバレが含まれます。 私が『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』を初めて手に取ったのは、中学一年生の頃だった。精細なポリゴンで表現されたジャングルに身を潜め、生き物を狩って事を摂りながら敵地への侵攻を進めるサバイバル体験に、心底驚かされたことは記憶に新しい。さらに後半のバイクチェイスから畳みかけるように続く怒涛の展開、そして主人公ネイキッド・スネークの師であり最愛の人物でもあるザ・ボスとのラストバトルには深く胸を打たれた。 あの瞬間、MGS3はまさしく人生最高のゲーム体験だったと断言できる。気づけば、わずか2年ほどでクリア回数は100周を超え、反比例するように通信簿の値は低迷した。 だが時が経つにつれ、この作品に対する印象は大きく変化していく。もちろんそれは、MGS3そのものが持

    『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』レビュー 今プレイするには最良のMGS3ではある、あるのだが……
  • 「ホラーの帝王」スティーヴン・キング、“ネタバレ嫌い”の声を「駄々っ子の泣き言」と一蹴

    映画製作者はしばしばネタバレを防ぐことに執念を燃やす。マーベルやDCは製作中の作品の秘密を守るためにあらゆる努力をしているが、それでもリークしてしまうことはある。しかし、「ホラーの帝王」スティーヴン・キングは、ネタバレについて文句を言う人々にあまり関心がないようだ。 あわせて読みたいYouTube、AIによる「映画のフェイク予告編」で10億回以上の再生数を稼いだ大手チャンネル2つを削除 『シャイニング』、『IT』、『ミザリー』をはじめ、数多くの傑作小説を手がけてきたキングは、英国の小説家ダフネ・デュ・モーリアについての記事をThe Guardianに寄稿した。デュ・モーリアは、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』と『鳥』の原作者として知られる。 記事のなかでキングは、ネタバレというものに対して、そしてネタバレに不満を言う人々に対して自身の気持ちを明かしている。 ※注意:以下には

    「ホラーの帝王」スティーヴン・キング、“ネタバレ嫌い”の声を「駄々っ子の泣き言」と一蹴
  • 『マリオカート ワールド』が発売当初に思ったよりもずっと革新的な作品である理由

    『マリオカート ワールド』が Switch2のローンチタイトルとしてリリースされてから早3カ月。リリース当初の評価は、賛否両論に見えた。しかし筆者の周囲では、「マリカワールド最高すぎ」、「どんどん面白くなってきた」、「もう『8』には戻れない」といった意見が増えてきているように思える。 「マリオカート8」のファンを自認していた筆者も、序盤こそ作の魅力を掴みきれなかったが、プレイ時間が50時間を越えるころ、自己内評価がすっかり反転しているのを感じた。作は幼少期に夢見た「理想のゲーム」の顕現かもしれない。このコラムではその理由について考察してみたい。 作がリリースしたとき、フリーランへの評価は割れた。確かにゆったりとした移動やコイン収集、Pスイッチによるシンプルなミニゲームといった要素は、これまで「マリオカート」の売りであった賑やかで派手なレースと比べれば地味で、即時的な快感も薄い。 しか

    『マリオカート ワールド』が発売当初に思ったよりもずっと革新的な作品である理由
  • ジェームズ・キャメロン監督、『オッペンハイマー』は「道徳的に腰の引けた作品」だったと語る 原爆の描写について「主題を避けた」と批判

    アバター」シリーズのジェームズ・キャメロン監督が、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』について「やや道徳的に腰の引けた作品」だったと述べたうえで、自身が手がける新作映画『Ghosts of Hiroshima(原題)』の構想を語った。 昨年、映画史上最大のヒットメーカーの1人であるキャメロンが、「アバター」シリーズの制作からいったん離れ、チャールズ・ペレグリーノによる原爆を題材とした著書『Ghosts of Hiroshima』を基にした映画を監督することが明らかになった。 『Ghosts of Hiroshima』の原作は2025年8月5日に発売予定だが、映画版の公開時期はまだ発表されていない。しかし、キャメロンはDeadlineのインタビューにて、『オッペンハイマー』が全世界で10億ドルの興行収入を記録しアカデミー賞7部門を受賞したという文脈で、『Ghosts of

    ジェームズ・キャメロン監督、『オッペンハイマー』は「道徳的に腰の引けた作品」だったと語る 原爆の描写について「主題を避けた」と批判
  • 小島秀夫のゲームにこれまで日本人があまり登場してこなかった理由

    小島秀夫氏はハリウッドなどの著名な俳優をゲームに起用することで知られている。特に2019年の『DEATH STRANDING』においてはノーマン・リーダス氏が主役を演じ、 ほかにもマッツ・ミケルセン氏、リンゼイ・ワグナー氏、レア・セドゥ氏など、多くの名優が起用されていた。しかし、そうした俳優のなかには日人をはじめとする東洋人が含まれていなかった。 日2025年6月26日発売の『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(以下、DEATH STRANDING 2)には、忽那汐里氏がレイニー役として起用されている。 「DEATH STRANDING 2」の発売を記念するグループインタビューで、忽那氏をレイニー役に選んだ理由が明らかになった。 あわせて読みたい未発表のPC版「DEATH STRANDING 2」が北米のレーティング審査を通過 パブリッシャーはSIEの模様

    小島秀夫のゲームにこれまで日本人があまり登場してこなかった理由
  • 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』レビュー

    「もう一度、君は旅に出て、同じことをするべきだ」――序盤でとあるキャラクターがサムに向かって、こんなことを言う。今作のサムは物語冒頭である事件に巻き込まれ、深いトラウマを負ってしまう。前作において、旅そのものが結果的に彼の「接触恐怖症」の癒しにつながっていたように、作でもサムは旅の「繰り返し」を通じて、心の傷と向き合おうとする。 あわせて読みたい未発表のPC版「DEATH STRANDING 2」が北米のレーティング審査を通過 パブリッシャーはSIEの模様 ここで描かれるのは、「伝説の配達人」であるサムが「手慣れた旅の繰り返しによって身体は移動しているように見えて、その心は停滞している」という逆説だ。彼だけではない。人形に魂(カー)を宿したことで成仏できないドールマン、胎内に子を宿しつつも成長が止まってしまう「スティル・ベイビー症候群」を患うレイニー、あるいはフラジャイルやヒッグスらもそ

    『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』レビュー
  • なぜ、HD-2D版『ドラクエ3』では「ラリホー」が“最強呪文”なのか?

    突然だが、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 』で、読者の皆さんはどの呪文が一番強いと思うだろうか。 あわせて読みたい投資とインキュベーションで切り開く、新しいゲーム開発支援 『アークナイツ』のHypergryphによるブランド「COREBLAZER」の戦略とビジョン【PR】 ギガデイン、メラゾーマ、イオナズンなどいろいろ答えは考えられるものの、筆者の答えは「ラリホー」である。そう、敵を眠らせる補助呪文のラリホーがあまりにも強く、私の勇者はこれで世界を救ったのだ。 作はリメイクではあるが、いろいろな要素が追加された結果として変化を遂げている。原作を尊重していたとしても、追加要素がゲームのコンセプトや思想を大きく変える一例として見ていこう。 キラキラやボスの追加が、アドベンチャーを収集・育成に変える そもそも作において何が変化したのか。ひとつは、ゲームの方向性が「アドベ

    なぜ、HD-2D版『ドラクエ3』では「ラリホー」が“最強呪文”なのか?
  • もはやサガではなくふつうのRPGでは? リメイク版『ロマサガ2』から見る「サガらしさ」

    の有名RPGでありながらも、とにかく尖りまくっているのが「サガ」シリーズである。ものによっては理解すら難しいが、わかったときの気持ちよさは随一だ。 あわせて読みたいソニーのワイヤレスゲーミングイヤホン「INZONE Buds WF-G700N」がAmazonにて9%オフでタイムセール中 ゆえに、フルリメイクとなる『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』(以下、リメイク版「ロマサガ2」)が発売されたと聞き、私もすぐ手にとった。確かにおもしろい。だが、プレイしている最中に「これはサガなのか?」とばかり思ってしまった。 いや、正直に言えば発売される前からわかっていたのだ。「売れ筋のサガ」を作れば、「サガらしさ」が消えてしまうことを。 そもそも「サガらしさ」とはなにか? ここまでの3行を読んだ読者は「サガらしさ」をどう定義するのかを気にするだろう。私としては次のようなものとなる。 不明点

    もはやサガではなくふつうのRPGでは? リメイク版『ロマサガ2』から見る「サガらしさ」
  • 放送から50年、『宇宙戦艦ヤマト』はどうしてアニメの歴史を作れたのか? “テレビまんが”の時代における異質さを氷川竜介が語る

    1974年10月6日に『宇宙戦艦ヤマト』の第1話が放送されてから50年。今なお最新作となる『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の「第二章 赤日の出撃」公開を11月22日に控え、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明が率いるカラーが新作アニメ映像を制作する権利を獲得するなど、愛され続け日のアニメ史に深く刻まれる作品となっている。第37回東京国際映画祭ではアニメ・特撮研究家で、明治大学大学院特任教授の氷川竜介が10月31日開催のシンポジウム「『宇宙戦艦ヤマト』の歴史的意味」に登壇。『宇宙戦艦ヤマト』の何が画期的だったのか、どこが広い世代のファンを引きつけたのかを語った。 アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏(左)と東京国際映画祭アニメーション部門プログラミング・アドバイザーの藤津亮太氏。 「何か違うものを見せられているということがわかった」。シンポジウムに登壇した氷川竜介は、『宇宙戦艦

    放送から50年、『宇宙戦艦ヤマト』はどうしてアニメの歴史を作れたのか? “テレビまんが”の時代における異質さを氷川竜介が語る
  • Netflix『極悪女王』の“本物”志向に感じた危うさ 「リアルなプロレス」を求めるひとびとのナイーブな欲望

    Netflixで、プロレスに関する映像作品が立て続けに2配信された。ダンプ松と長与千種の髪切りマッチを軸に、1980年代半ばの全日女子プロレスの様相を描いていくドラマ『極悪女王』と、世界的プロレス団体WWEを築き上げたビンス・マクマホンの半生に迫ったドキュメンタリー『Mr. マクマホン: 悪のオーナー』だ。 1985年という時代における少女たちの状況と熱狂を描いた日のドラマと、およそ50年に及ぶ世界最大のスポーツエンターテイメント団体の歴史。偶然にも同時期に配信が開始されたこの2つの作品は、並べて見ることでプロレスについての立体的な視座を私たちにもたらす。 そして、そこで得られた理解――虚構と現実を混濁させるプロレスの危険性を鑑みると、40年前の女子プロレスを描いた『極悪女王』の描写のある種の無邪気さに、少なからぬ危うさを感じざるをえない。実在の団体の実名の選手をドラマ内にそのまま

    Netflix『極悪女王』の“本物”志向に感じた危うさ 「リアルなプロレス」を求めるひとびとのナイーブな欲望
  • 『スプラトゥーン4』はどう進化すべきか? 「ひとつの終わり」を迎えた『スプラトゥーン3』から見るイカたちの今と未来

    スプラトゥーン3』で開催されていた「グランドフェスティバル」が終わった。これは最後のフェスではないのだが、ひとつの区切りになる大規模なイベントだった。 『スプラトゥーン3』は事前の告知どおり2年間のコンテンツ追加が実施され、このフェスで一区切りとなっている。今後もバランス調整アップデートはあるそうだが、新規コンテンツの追加は終了となる。 実質的な終焉を飾るお祭りということで、グランドフェスティバルは非常に豪華な作りであった。ハブが専用マップになり、細かな仕掛けがたくさんあり、かなりの工数がかけられたであろう。 さて、そんなグランドフェスティバルのお題は「大切なのは? 過去 vs 現在 vs 未来」であった。まるでユーザーに「スプラトゥーン」シリーズのどこを好むのかと言わんばかりのお題だ。 はたしてこのシリーズは、現在どんな状況に置かれているのか? そして『スプラトゥーン4』はどうなるべき

    『スプラトゥーン4』はどう進化すべきか? 「ひとつの終わり」を迎えた『スプラトゥーン3』から見るイカたちの今と未来
  • 映画『きみの色』レビュー 長編アニメーションで短編アートアニメをやろうとする挑戦とその結果

    この内容なら上映時間は50分前後でよかった。間違いなく山田尚子監督がこれまで作ってきた『けいおん!』から『リズと青い鳥』までに培ってきたものの総決算だし、また作家として次のステップへ進もうと表現の挑戦をしているのもわかる。映画館で観なくては体験できないシーンも多い。 しかし僕には上映時間101分がちょっと冗長に感じられた。ふと映画の途中で隣の席に座る短い髪の男を見るとウトウトとしていた。これは挑戦を生かしきれていなくて、『リズと青い鳥』でやったことからあまり前進できていないせいかもしれない。それなら挑戦したい部分を凝縮して短くまとめたほうがタイトな完成度になった(『ルックバック』が公開されたいま、80分を切るアニメート中心の中編アニメはやりやすくなりそうでもあるが)。 その挑戦とは何か。映画館で編の前に『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』と『ふれる。』の予告編が流れたのだが、それらと『きみ

    映画『きみの色』レビュー 長編アニメーションで短編アートアニメをやろうとする挑戦とその結果
  • 「ゼルダの伝説」に登場するマスターソードのレプリカを持ち歩いていた男が英国で逮捕 懲役4カ月と約3万円の罰金が科せられる

    「ゼルダの伝説」シリーズに登場する「マスターソード」の約15cmのレプリカを公共の場で所持していた男に、懲役4カ月の刑が科せられた。 あわせて読みたい『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』に登場するゼルダ姫を暴力的に描くファンアートが出現 実際のゲームはそうではない Eurogamerによると、英国のウォリックシャー州ヌニートンに住む48歳のアンソニー・ブレイが、任天堂の「ゼルダの伝説」シリーズに登場する武器「マスターソード」のレプリカを町の中心地で堂々と所持していたのを目撃されたという。 ウォリックシャー州警察は現地時間2024年6月8日、ブレイが手に何かを持って歩いている様子を防犯カメラで発見。ブレイはマスターソードを見えるように手に持って警官に近づいたとされ、その時点で刃物を所持していたとして逮捕された。 その後ブレイは、マスターソードは手持ち無沙汰を紛らわすためにインターネットで購入した

    「ゼルダの伝説」に登場するマスターソードのレプリカを持ち歩いていた男が英国で逮捕 懲役4カ月と約3万円の罰金が科せられる