【11月18日 AFPBB News】昼は中華料理店の厨房(ちゅうぼう)を、夜はクラブのDJブースを仕切る――81歳の岩室純子(Sumiko Iwamuro)さんは、東京・高田馬場の中華料理店「餃子荘ムロ」で働く傍ら、夜には新宿・歌舞伎町など繁華街のクラブでDJとして活動している。 父が戦後に創業した料理店で働き始め、勤続63年目。現在は弟が経営を引き継ぎ、岩室さんは調理を手伝う。毎日午後4時に出勤し、開店準備を始める。看板に明かりがともると、なじみの客が次々とのれんをくぐってくる。厨房は「まるで戦場」と岩室さん。23時頃に仕事を終え、自転車で帰宅すると、息つく間もなく愛犬の散歩に出かける。 東京都豊島区で弟夫婦と営む中華料理店で厨房に立つ「DJスミロック」こと岩室純子さん(2016年9月13日撮影)。(c)AFPBB News/Yoko Akiyoshi その後ようやく、「DJスミロック