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クルドに関するvaivieのブックマーク (268)

  • まだ終わっていない──ラッカ陥落で始まる「沈黙の内戦」

    <10月下旬、シリアの「イスラム国」の都ラッカが陥落。しかし、シリアでは今も内戦が続き、市民が犠牲になり続けている。国際社会の関心が急速にしぼむなか、大きな懸念は――> シリアでの「イスラム国」(IS)の都ラッカが10月20日、米軍・有志連合の空爆の援護を受けたクルド人主体のシリア民主軍(SDF)によって制圧された。7月にはイラク側のISの都モスルがイラク政府軍によって制圧されており、ISが排除されたことで、シリア内戦に対する国際社会の関心も、日での関心も、急速にしぼんでいる。 問題が何も解決してないというのもむなしいことだが、今後、国際社会の目が向かなくなることが大きな懸念となるだろう。 ダマスカスの東グータ地区は「安全地帯」のはずだが SDFによるラッカ制圧宣言の4日後の10月24日、シリアの人権組織「シリア人権ネットワーク」(SNHR)が「ダマスカスの東グータの包囲は集団的懲罰」と

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  • 国際社会が使い捨てたクルド人と英雄バルザニ

    アメリカとともにサダム・フセインの圧政と戦いISISも撃退したが、独立しようとしたら攻め込まれた。勇敢だがまたも悲劇に終わったクルド人の英雄の物語> イラク北部のクルド自治政府がイラクからの独立の是非を問う住民投票を9月25日に実施して以降、ISIS(自称イスラム国)を掃討した後クルド人が実効支配していた地域にイラク軍が進攻するなど、大きな混乱が続いた。ここ1カ月余りで、最も大きな代償を払うことになったのは、自治政府の事実上の大統領、マスード・バルザニ議長(71)だ。 バルザニは10月29日、議会に書簡を送り、議長職を退任する意思を伝えた。2005年に就任し、2015年の任期満了後もISIS掃討を理由に議長職にとどまっていた。 バルザニが率いるクルド民主党(KDP)によれば、バルザニは書簡で、「11月1日以降、議長職を続投することを拒否する」と表明した。 バルザニは「ペシュメルガ(イラク

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  • (7)ラッカ陥落後の中東の不安 | 中東から世界を見る視点 |集英社新書

    中東から世界を見る視点 川上泰徳 (7)ラッカ陥落後の中東の不安 シリアで米軍・有志連合とともに過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦をしていたシリア民主軍(SDF)が、10月中旬、ISのシリア側の都ラッカの制圧を宣言した。7月にはイラク側のISの都モスルがイラク政府によって制圧されており、ISが2014年6月に宣言した、イラクからシリアにまたがる「カリフ国」は崩壊した。 しかし、これでイラク情勢、シリア情勢、さらに中東情勢が安定化に向かうとは考えられない。ISを排除しても、もともとISが出てくる背景となったスンニ派問題は解決していない。その上に、ISを排除した力が、ISに代わる新たな危機を生み出す要因になるという、危機のいたちごっこになっている。 IS排除の過程で犠牲になった民間人 ISを排除した力は、イラク側では、シーア派主導政府のイラク軍とクルド地域政府のクルド人部隊、そしてシー

    (7)ラッカ陥落後の中東の不安 | 中東から世界を見る視点 |集英社新書
  • 中東の窓 : クルド情勢(イラク)

    クルド情勢(イラク) 2017年10月28日 11:33 イラククルド クルド情勢については、基的には大きな衝突はなかったものの、局所的には下記の通り、方々で衝突があり、死傷者も出ていた模様です。 特にイラク軍は、トルコとの国境のfishkhabour (アラビア文字からの訳)の奪取のため前進していた由(このトルコとの検問所は、トルコとの貿易・・密輸も含むか?・・のため、クルドにとっては重要な経済上の地点で、イラク政府としては経済的にクルド自治政府を更に締め上げることを狙っていた由)。 然るにイラク軍が、ペッシュメルガに対して、撤収へ数時間の余裕を与えたものの、その期限が過ぎたところで、アバーディ首相が24時間の停戦を命令した由。 この停戦に関し、ペッシュメルガの方でも米等有志連合の斡旋での停戦であることを確認した由(ただし、報道によっては有志連合の調停を否定したとの説もあるが) また、

  • 中東の窓 : クルド問題

    クルド問題 2017年10月27日 10:40 イラククルド クルド自治区問題について、その後の若干の動き次の通り。 ・安保理は26日緊急会合を開き、クルド自治区問題を審議したが、会合後、イラク政府とクルド自治政府の対立と衝突に深刻な懸念を表明し、双方に対して対話を通じて問題を解決するように呼びかけた由。 この緊急会合は仏とスウェーデンの要請によるものとのことだが、上記安保理の意向表明は、会合後議長が表明したいわば会合のいわばサマリーとでもいうべく、いわゆる議長声明(決議とは異なり強制力は有さないが、声明のテキストについてはメンバー間で合意のある公式の立場表明)ではない模様。 ・他方トルコ外相はクルド自治区の住民投票の結果の凍結表明は、十分ではないと声明した。 これはアンカラでアバーディ首相とトルコ政府との会談で、アバーディ首相が住民投票は無効とすべきであると繰り返し表明したことを受けて行

  • クルド自治政府、住民投票結果を凍結 イラク政府との対話を提案

    10月25日、イラク北部のクルド自治政府(KRG)は、イラク政府軍との衝突を終結させるため、9月25日に実施したイラクからの独立の賛否を問う住民投票の結果を保留するとし、イラク政府との対話による解決を目指す方針を示した。写真はクルドの旗を持つ男性。イラク北部の都市アルビールで4日撮影(2017年 ロイター/AZAD LASHKARI) [カイロ/バグダッド 25日 ロイター] - イラク北部のクルド自治政府(KRG)は25日、イラク政府軍との衝突を終結させるため、9月25日に実施したイラクからの独立の賛否を問う住民投票の結果を保留するとし、イラク政府との対話による解決を目指す方針を示した。 KRGは声明で「KRGとイラク政府との衝突は双方に勝利をもたらすものではなく、国全体の破滅につながる」と指摘。イラク政府や国際世論に対し、即時停戦、住民投票結果の凍結、イラク連邦政府との開かれた対話の開

    クルド自治政府、住民投票結果を凍結 イラク政府との対話を提案
  • クルド自治政府、独立問う投票結果を凍結 イラク政府との対話を提案

    10月25日、イラク北部のクルド自治政府(KRG)は、イラク政府軍との衝突を終結させるため、9月25日に実施したイラクからの独立の賛否を問う住民投票の結果を保留するとし、イラク政府との対話による解決を目指す方針を示した。写真はクルドの旗を持つ男性。イラク北部の都市アルビールで4日撮影(2017年 ロイター/AZAD LASHKARI) イラク北部のクルド自治政府(KRG)は25日、イラク政府軍との衝突を終結させるため、9月25日に実施したイラクからの独立の賛否を問う住民投票の結果を保留するとし、イラク政府との対話による解決を目指す方針を示した。 KRGは声明で「KRGとイラク政府との衝突は双方に勝利をもたらすものではなく、国全体の破滅につながる」と指摘。イラク政府や国際世論に対し、即時停戦、住民投票結果の凍結、イラク連邦政府との開かれた対話の開始、を提案した。

    クルド自治政府、独立問う投票結果を凍結 イラク政府との対話を提案
  • イラクのクルディスタン地域政府、独立への動き凍結を提案 - BBCニュース

    イラク北部で先月実施されたクルド人自治区の独立を問う住民投票をめぐり、自治区を統治するクルディスタン地域政府(KRG)は24日、住民投票の結果を受けた独立への動きを凍結し、中央政府との対話を始めることを提案した。

    イラクのクルディスタン地域政府、独立への動き凍結を提案 - BBCニュース
  • クルド選挙、来年実施=当初予定より8カ月延期-イラク 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

  • イスラム国の首都ラッカを解放したが、スケープゴートの危機にあるクルド

    <10月17日、2014年以降、イスラーム国の「首都」と称されてきたシリア北部のラッカ市が解放された。しかし、主力としてラッカを解放したロジャヴァ(西クルディスタン移行期民政局)は、新たなスケープゴートにされる危機にある> ロジャヴァ(西クルディスタン移行期民政局)の武装部隊YPG(人民防衛部隊)を主体とするシリア民主軍は10月17日、イスラーム国の「首都」と称されたラッカ市を完全制圧した。ロジャヴァは、この戦果を「テロとの戦い」の「最終局面」における勝利と位置づけている。だが実際のところ、それは彼らにとっての困難の始まりにも見える。 2017年10月23日の勢力図 シリア内戦の縮図としてのラッカ市 ラッカ市はシリア内戦の縮図とでも言える都市だ。22万人の人口を擁していた同市(現在の人口は推計で2万人)は、2011年3月の「アラブの春」波及を受け、散発的な反体制デモと治安当局の弾圧の場とな

    イスラム国の首都ラッカを解放したが、スケープゴートの危機にあるクルド
  • 中東の窓 : 対話に向かうクルド情勢?

    対話に向かうクルド情勢? 2017年10月20日 09:25 イラククルド 昨日は、どうやらクルド問題をめぐる情勢は、取りあえずは落ち着く方向にむかいつつあるように見えるという報告をしましたがその後バルザニがアバーディ(イバーディと表記していましたが、アバーディが普通のようで、そう替えます)首相の対話イニシアティブを歓迎したとのことで、更に正常化に向かいつつある感じがします…・もちろん予断は禁物ですが。 アラビア語メディアによると、アバーディ首相は17日、住民投票は過去のもので、終わったことだとして、クルド自治政府に対して、憲法に従っての、対話を呼びかけたとのことです(この話は勿論報じられていましたが、申し訳ないが、アラブ特有のレトリックだろうと思って、報告もしていないと思う)。 首相は、記者会見で、クルドに対して、憲法の枠内で、国民的協力という基礎での対話を呼びかけたとのことです。 これ

  • 〔イラク・クルド〕クルド独立を問う住民投票(1)~キルクーク住民の思い(写真5枚) – アジアプレス・ネットワーク

  • クルド人10万人が退避=キルクークにイラク進軍後 (時事通信) - Yahoo!ニュース

  • ラッカ奪還戦、数千人の部隊を率いたクルド女性司令官 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

  • イラク軍、クルドと交戦=油田都市キルクークへ進軍-大規模衝突に発展か 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

  • イラク政府軍、キルクークに進軍 交戦開始の情報も:朝日新聞デジタル

    イラク政府軍は15日夜、同国北部のクルディスタン地域政府(KRG)が実効支配する北部キルクーク州に進軍した。ロイター通信はイラク軍中佐の話として、同州の油田や軍用空港の制圧が目的だと伝えた。KRGも独自の軍を展開して抗戦する構えをみせており、一部で交戦が始まったとの情報もある。 イラクのアバディ首相は16日未明、国営テレビを通じて「(クルド人を含む)すべての市民を保護する」との声明を出した。国営テレビは、政府軍がすでに同州の「広い範囲」を掌握したと伝えた。 一方、ロイター通信などはK…

    イラク政府軍、キルクークに進軍 交戦開始の情報も:朝日新聞デジタル
  • イラク政府軍、油田都市キルクークを掌握 クルド独立阻止へ

    10月16日、イラク政府軍は、クルド自治政府と帰属を争う油田都市キルクークを掌握した。自治政府による独立を阻止するため強い措置に出た。写真はイラクのキルクーク南西部で13日撮影(2017年 ロイター/Ako Rasheed) イラク政府軍は16日、クルド自治政府と帰属を争う油田都市キルクークを掌握した。自治政府による独立を阻止するため強い措置に出た。現地からの情報によると、米国の訓練を受けた精鋭対テロ部隊がキルクークにある行政施設を掌握したもようだ。 イラクによると、政府軍の進軍に対し自治政府の治安部隊は目立った抵抗をみせなかった。 イラクもクルド自治政府も死傷者の数は明らかにしていないが、キルクークで活動する援助団体によると、キルクーク南部では衝突が起き、双方の兵士が複数死亡したという。 イラクとクルド自治政府の石油省関係筋によると、イラク軍の進軍に伴い、クルドの生産者は日量約35万バレ

    イラク政府軍、油田都市キルクークを掌握 クルド独立阻止へ
  • キルクーク:中心部掌握か イラク軍、油田など制圧 | 毎日新聞

    【カイロ篠田航一】イラク中央政府と北部クルド自治政府が帰属を争う油田都市キルクーク周辺に16日、イラク軍が進軍し、空軍基地や石油会社、油田、発電所などの重要施設を制圧した。英BBCなどは目撃者らの話として、イラク軍がキルクーク市中心部まで進み、県庁舎にも入ったと伝えた。イラク軍が市中心部も掌握した可能性がある。キルクーク県南部などではイラク軍と自治政府の治安部隊「ペシュメルガ」の衝突があり、死傷者も出ている模様だ。 自治政府が9月にイラクからの分離・独立の是非を問う住民投票を強行し、双方の対立が先鋭化した問題は、武力衝突に発展した。イラク国営テレビによると「進軍は継続中」といい、交戦の拡大が懸念される。

    キルクーク:中心部掌握か イラク軍、油田など制圧 | 毎日新聞
  • イラク軍、クルド人勢力の軍事拠点奪還 クルド側は抵抗せず撤退

    イラク北部の町トゥズフルマトゥで、クルド人勢力の元軍事拠点のそばに止められたイラク軍の車両と戦車(2017年10月13日撮影)。(c)AFP/Marwan IBRAHIM 【10月14日 AFP】イラク軍は13日、石油資源が豊富なキルクーク(Kirkuk)州で2014年以降クルド人治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)が支配してきた軍事拠点を奪還した。クルド自治政府が先月実施した独立の是非を問う住民投票をめぐり、クルド自治政府とイラクは激しく対立している。 クルド人部隊の幹部は、イラク軍の進軍に「何があっても」抵抗し、クルド人を防衛するため重武装の戦闘員を多数動員したことを語ったが、同時にイラク政府との衝突の激化を避けるために国際社会の介入を要請した。 一方、匿名でAFPの取材に応じたイラク軍の将官は「2014年6月に奪われた軍事拠点を奪還するため、イラク軍部隊が前進している」と語った

    イラク軍、クルド人勢力の軍事拠点奪還 クルド側は抵抗せず撤退
  • イラクのクルド自治政府、キルクーク油田に部隊増派

    10月13日、イラクのクルド自治政府は、キルクーク油田に部隊を増派したことを明らかにした。写真はクルド人兵士。キルクーク郊外で1月撮影(2017年 ロイター/Christophe Ena) イラクのクルド自治政府は13日、キルクーク油田に部隊を増派したことを明らかにした。イラク中央政府からの「脅威」に対応するためとしている。 キルクーク油田には、すでに1万人のクルド人部隊が駐留していたが、12日以降6000人を増派したとしている。 クルド自治政府は先月、独立の是非を問う住民投票を実施。中央政府は、自治区への国際線の乗り入れを禁止するなど、孤立化を図っている。 イラクのアバディ首相は、同自治区を攻撃する計画はないと繰り返し述べているが、クルド自治政府はイラク軍がキルクーク油田南郊への戦車などの配備を大幅に拡大していると主張している。

    イラクのクルド自治政府、キルクーク油田に部隊増派