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ISとトルコに関するvaivieのブックマーク (299)

  • 中東の窓 : モースル解放作戦

    モースル解放作戦 2016年10月20日 15:34 イラクIS モースル解放作戦については、前から書いているように、欧米等のマスコミの報道が迅速なので、このブログは落穂ひろいに徹しています。 どうやら、イラク軍、ペッシュメルガは当初かなりの前進を見せたものの、激しいISの抵抗に直面している模様です。 その関連で、モースル作戦については、単なるISに対する軍事作戦というにとどまらず、シーア派民兵の参加をどうするか、トルコ軍の問題等、多くの困難な政治、社会問題を抱えている点を指摘してきましたが、al jazeera net は「戦闘の砂塵よりも甲高い報道機関の喧騒」と題して、モースル作戦は、中東や世界のマスコミ、社会ネットその他の関心の的となっていて、無数の報告や分析がされているが、いずれも宗派的立場から、物事を一方的に眺め、自分側に立つものをより偉大な英雄として、反対者を悪としようとしてい

  • 中東の窓 : トルコでのISテロの警告

    トルコでのISテロの警告 2016年10月19日 15:46 トルコIS 先日アンカラ県知事が、テロの可能性が出てきているとして、アンカラと周辺で大衆集会やデモを禁止したことを報告しましたが、hurryiet net はトルコの情報機関MITがISのテロが切迫しているとの警告を発したと報じています。 対象の地域は5地方(アンカラ、イスタンブール、西南のgaizantep 県、南部のantalya 県、西部のizmir県)で、81の郡を含んでいる由。 トルコ紙によると、ISの目標には、公共交通機関(バス、鉄道、地下鉄等)、航空関係機関、12月に完成のボスポラス鉄道トンネル等が含まれている由。 http://www.hurriyetdailynews.com/intelligence-agency-warns-of-isil-attacks-in-five-turkish-provinces.

  • 中東の窓 : モースル解放作戦

    モースル解放作戦 2016年10月19日 09:04 イラクIS これから授業があるので一言だけ いずれにせよ、現地の戦況はCNNやBBC等でご覧になっていただくことにして、当面、ここでは落穂ひろいに徹します ・イラクと仏は20日パリで、今後のモースルの政治問題等について協議するために、20か国の外相からなる会議を開催する(イランは招待されていない模様) 仏外相は、記者会見で、ISがモースル陥落に伴いその戦力をシリアのラッカに移す可能性もあるとの問題について、ラッカに対する作戦問題も検討しなければならないとした。 ・モースル作戦へのトルコの参加問題が、両国間で大きな政治問題になっていますが、トルコ国防相はトルコは有志連合とトルコ空軍がモースル作戦に参加することで合意したと発表した。 またトルコ首相は18日トルコ機が既に作戦に参加したと発言した(その規模や具体的時間等は不明) ・トルコ大統領

  • どうなる、IS後のモースル

  • モースル奪回間近:緊迫化するトルコとイランの代理戦争

    <イラク軍による、ISISの拠点都市モースルの奪回作戦が始まった。その一方で、シーア派民兵を支援するイランと、北部スンニ派を支援するトルコとの代理戦争が過熱している>(写真は、モースル攻勢に向けて準備する「ペシュメルガ(クルド系軍事組織)」) イラク治安部隊によるモースルのISからの奪回作戦が、秒読み状態だ(*イラクのアバーディ首相は日時間17日朝に作戦開始を発表)。 6月に西部のファッルージャをISから解放して以来、人民動員機構(シーア派民兵を中心としたイラク内務省管轄の治安部隊)などイラクの対IS部隊は、残されたIS占領地、モースルにすぐにでも向かおうと、意気軒高だった。実際早いうちから北進し、いつでもモースルは奪回できるのだけれど政治的に最も効果的なタイミングを見計らっているのだ、と言われていた。 米大統領選直前に「勝利宣言」を持っていけるように調整しているのだなどと、囁かれていた

    モースル奪回間近:緊迫化するトルコとイランの代理戦争
  • ドイツに続きイギリスもIS警戒で領事館など休館

    ドイツやイギリスの在トルコ領事館も今日「安全上の問題」で閉館すると伝えた。 トルコにある大使館、領事館、イスタンブルの私立ドイツ高校が一昨日「攻撃の危険が有るため」閉館することを発表したドイツに続いて、9月15日イギリスも似た 決定を下した。イギリス外務省の外国への渡航についての警告が行われているサイトで、在トルコ大使館が9月16日に「安全上の問題」で閉館すると伝えた。 トルコで「イスラム国」とPKK(クルディスタン労働者党;非合法)に関係するテロ攻撃のリスクが高まっていることが注目された。イギリスはここのところトルコの国境地域への旅行を控えることと、一部の県に不要不急の渡航は控えるよう勧めている。 ■行動支持 トルコ国内にいる連合軍は、テロ組織「イスラム国」に向けて作戦を継続する一方、「イスラム国」が武装勢力へトルコを始め連合諸国に向け行動を起こすよう指示したことが判明した。諜報機関は、

  • 中東の窓 : 北部シリア情勢

    北部シリア情勢 2016年10月11日 17:50 シリアトルコ アラビア語メディアは、いずれもトルコ軍、空軍の強力な支援を受けた(トルコ軍の大砲、臼砲、戦車砲は92のIS拠点を破壊し、航空機も7拠点を破壊した由)、自由シリア軍がアレッポの北の広範な地域で、多数の集落を占拠し、支配地域を広げ(作戦の開始以来132の集落を占拠し、1100平方㎞を支配している由)、同地域におけるISの最重要な地点のal bab に迫っていると報じています。 また、トルコ軍によれば、彼らはアレッポの北部のmanbij,al bab 等の主要都市の制圧も目指し、その準備ができている由。 manbij にはまだクルド勢力が一部残っていると思いますが、YPGとの衝突になる可能性がありますね。また、このようにトルコ勢力・・・要するにトルコに強力に支援された自由シリア軍・・・・がアレッポの北全域を支配することになると、最

  • 中東の窓 : 北部シリア情勢(トルコ軍のIS攻撃)

    北部シリア情勢(トルコ軍のIS攻撃) 2016年10月10日 17:33 トルコシリア シリアではアレッポ情勢が最大の焦点ですが、トルコの空軍と戦車部隊が支援した自由シリア軍の「ユーフラティスの盾」作戦も、ISの根拠地dabiq に自由シリア軍が迫り、ISとの間で激しい戦闘が続いている模様です。 hurryiet net とal arabiya netは、トルコ軍によれば、9日までの25時間でIS戦闘員38名が殺害されたと報じていますが、自由シリア軍も2名死亡、19名が負傷した由。 また、dabiq から3㎞地点にある2の村落はシリア人権網によれば、ISが8日奪還したとしているが、トルコ軍はこれを否定して、9日これらの村に浸透しようとしたIS戦闘員14名が殺害されたとしている由。 トルコ空軍の空爆では、9日朝IS戦闘員7名を殺害し、その拠点の建物5を破壊した由。 https://www.a

  • 中東の窓 : イラク情勢(トルコとイラクの対立等)

    イラク情勢(トルコとイラクの対立等) 2016年10月07日 11:24 トルコイラク モースル近辺のbshiqa基地のトルコ兵の存在に関する両国の対立はさらに強まっている模様ですが、モースル解放作戦を前にして、落としどころはどこなのでしょうか? ・(トルコは最近「ユーフラティスの盾作戦」とか、地域における存在感を強めているやに思われますが、それを反映してかの強硬姿勢が目立ちます) トルコ首相は、bashiqa基地のトルコ兵は、ISとの戦いのために存在するので 、イラク政府が何と言おうとも同地に滞在すると語った。 同首相はまた、イラクには現在ISと戦うために 63国からの部隊が存在しており、イラク政府がトルコ兵だけを取り上げるのは馬鹿げたことだと非難した由。 同首相はさらに、トルコの目的はモースルの人口構成の変更を阻止することであるとしつつ、イラク政府がPKKを十分に取り締まっていないと非

  • 中東の窓 : トルコのモースル解放戦参加?

    トルコのモースル解放戦参加? 2016年09月18日 12:01 トルコイラク ISはサイクスピコ協定などと言う、過去の帝国主義の遺物かと思われていた協定を現代に呼び戻し、同協定は、日でも「サイクス・ピコの呪縛」などとして、一躍有名になりましたが、どうして、どうして、この地域ではまだまだ昔の条約等が生き返りつつあるのかもしれません。 al qods al arabi net は、トルコのエルドアン大統領からマスコミ、学者等が、トルコのモースル解放戦への参加問題を議論し始めたが、その際の大きな根拠がトルコと当時英国の委任統治を引き受けていた英国との間の1926年のアンカラ協定に求めている(もちろん、その他対IS、PKK等トルコにとっては、国連憲章第51条の基づく自衛権の行使との議論はあるが)と報じています。 記事によると、オスマントルコが解体され、共和国トルコが生まれ、イラクが英国の保護国

  • トルコ当局が4人の身柄拘束、英独在外公館狙ったISの情報で捜査

    [アンカラ 16日 ロイター] - トルコのアナドル通信社は16日、英独の在外公館をターゲットにした過激派組織「イスラム国(IS)」の計画を示唆する情報について捜査していたトルコ当局が、4人の身柄を拘束したと伝えた。しかし、どの過激派組織とのつながりも見つかっていないという。

    トルコ当局が4人の身柄拘束、英独在外公館狙ったISの情報で捜査
  • シリア政府軍がアレッポ再包囲、トルコ軍は国境地帯でIS排除

    9月4日、ロシアによる空爆支援を受けるシリア政府軍は4日、反体制派が支配する北部アレッポを再び包囲した。写真は自由シリア軍が政府軍に向けてロケットを発射している模様。シリア・ハマーで撮影(2016年 ロイター/Ammar Abdullah) [ベイルート/杭州(中国) 4日 ロイター] - ロシアによる空爆支援を受けるシリア政府軍は4日、反体制派が支配する北部アレッポを再び包囲した。アサド政権側は内戦開始前に最大都市だった同都市の完全奪還を目指し、攻勢を強めている。

    シリア政府軍がアレッポ再包囲、トルコ軍は国境地帯でIS排除
  • シリア政府軍、反体制派の支配する北部アレッポ再包囲 トルコ軍は国境地帯でISIS排除

    9月4日、ロシアによる空爆支援を受けるシリア政府軍は4日、反体制派が支配する北部アレッポを再び包囲した。写真は自由シリア軍が政府軍に向けてロケットを発射している模様。シリア・ハマーで撮影(2016年 ロイター/Ammar Abdullah) ロシアによる空爆支援を受けるシリア政府軍は4日、反体制派が支配する北部アレッポを再び包囲した。アサド政権側は内戦開始前に最大都市だった同都市の完全奪還を目指し、攻勢を強めている。 アレッポをめぐっては、8月初めに反体制派が東部の政府包囲網を破り、軍事拠点を制圧していた。在英の民間団体「シリア人権監視団」とダマスカスの軍事筋も、政府軍がアレッポを包囲したとしている。 一方、トルコ政府などは、シリア反体制派が両国国境地帯から過激派組織「イスラム国(IS)」を撤退させたと明らかにした。トルコはシリア反体制派を支援している。 トルコは8月下旬から、ISのほか米

    シリア政府軍、反体制派の支配する北部アレッポ再包囲 トルコ軍は国境地帯でISIS排除
  • 中東の窓 : トルコ国境地帯からのISの駆逐(シリア)

    トルコ国境地帯からのISの駆逐(シリア) 2016年09月05日 15:39 シリアIS aljazeera net とal arabi net は、トルコの「ユーフラティスの盾」作戦で、ISはとる音の国境地帯の総ての支配地域を失ったと報じています。 特に、al jazeera net は、関連の地図を載せています。 アラビア語なので、判り難いかもしれませんが、赤いところがトルコで、その南の東と西の黄色いとコルがクルド勢力支配地域で、その真ん中の緑の所が自由シリア軍(トルコ軍)支配地域で、その南の灰色の所がISの支配地域です。 記事はさらに、トルコ軍はal raiと周辺からのIS勢力の駆逐で、作戦の2段階をほぼ終了したが、トルコ参謀部によれば、トルコ砲兵はISの拠点83に293発の砲弾を撃ち込み、有志連合空軍も空中支援をした由。 また自由シリア軍もアレッポの北部から大規模な増援部隊を派遣

    中東の窓 : トルコ国境地帯からのISの駆逐(シリア)
  • 【解説】トルコのシリア越境攻撃――クルドをめぐる米国との確執

    <8月下旬にトルコ軍のシリア侵攻が始まり、シリア内戦は大きな転機を迎えた。トルコの主目的は、イスラム国(IS)ではなく、3月に「連邦制」を宣言したクルド人勢力の排除。米軍はクルド人軍事組織「YPG」を支援してきたが、果たしてどうなるか。越境攻撃の背景、各国の思惑と利害、クルド人勢力とスンニ派勢力の行く末は――> (写真:トルコ軍の支援によりジャラブルスを制圧した「自由シリア軍」の兵士、8月31日) トルコ軍によるシリアへの越境作戦が8月下旬から続いている。これまでシリア内戦に直接関わることを避けていたトルコが介入したことで、5年半を過ぎたシリア内戦は大きな転機を迎えた。イラン、トルコ、サウジアラビア、米国、ロシアという外国勢力の思惑と利害でシリア内戦が動く構造がより露骨となり、実際に犠牲を払うシリア人の意思とは全く関係なく、泥沼化していくことになりかねない。 トルコ軍のシリアへの越境作戦は

    【解説】トルコのシリア越境攻撃――クルドをめぐる米国との確執
  • 「危機の本質は、ISでもテロでもない」気鋭の中東政治研究家が提言!

    「ISの弱体化」──混迷を極める中東地域において朗報に思えるこのニュースは、実は新たな危機の始まりに過ぎないという。 世界中に混乱をもたらしているシリア内戦が始まってから、すでに5年半が経過。膠着状態に思えた紛争は、ロシアの軍事介入や2016年8月に再開された和平交渉によってどのように変化しているのか。 気鋭の中東政治研究家は、「世界は問題の質を見誤っている」と指摘する。 青山弘之 Hiroyuki Aoyama 1968年、東京生まれ。東京外国語大学教授。シリアのダマスカス・フランス・アラブ研究所(IFPO、旧IFEAD)研究員、JETROアジア経済研究所研究員を経て現職。専門はシリア、レバノンの政治、思想、歴史。編著書に『混迷するシリア:歴史政治構造から読み解く』(岩波書店)、『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(岩波書店)などがある。「アラブの春顛末記:最新シ

    「危機の本質は、ISでもテロでもない」気鋭の中東政治研究家が提言!
  • ガーズィアンテプ自爆テロ死者50人、4人の子を失った母は…

  • トルコ軍、シリアへの越境攻撃を継続 市民ら35人死亡か

    8月28日、シリア北部への越境攻撃を継続しているトルコ軍は、この日も少数民族クルド人勢力の支配地域への空爆や砲撃を実施した。写真はシリア国境の方角へ移動するトルコ軍の兵員輸送車両。27日撮影(2016年 ロイター/Umit Bektas) [カルカミシュ(トルコ) 28日 ロイター] - シリア北部への越境攻撃を継続しているトルコ軍は、28日も少数民族クルド人勢力の支配地域への空爆や砲撃を実施した。「シリア人権監視団」によると、少なくとも民間人35人が死亡した。

    トルコ軍、シリアへの越境攻撃を継続 市民ら35人死亡か
  • トルコ機、シリア領内IS拠点爆撃

  • トルコ軍侵攻はシリア内戦の構図をどう変えるか:池内恵 | 中東―危機の震源を読む | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    トルコは8月22日からシリア北部の国境地帯ジャラーブルス(Jarabulus)に砲撃を開始し、24日からは戦車部隊を侵攻させて制圧した。トルコ軍は米国などの空爆支援を受け、現地のシリア反体制派諸派と連携している模様だ。2012年にシリア内戦が格化して以来、トルコの直接的な大規模な侵攻作戦はこれが初めてである。 トルコは侵攻の理由として、表向きは、ジャラーブルスを制圧していた「イスラーム国」の撃退を謳っており、戦果を誇って見せているが、実態はシリア北部で伸長するクルド人勢力のこれ以上の拡大の阻止こそが、侵攻の最大の目的であると思われる。「イスラーム国」勢力はなぜかジャラーブルスからほとんど抵抗せずに退去している。トルコは部隊の増派を続け、南方のマンビジュからジャラーブルスに接近したクルド人武装勢力の人民防衛隊(YPG)に対して砲撃を行っている。

    トルコ軍侵攻はシリア内戦の構図をどう変えるか:池内恵 | 中東―危機の震源を読む | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト