76%が「500円は妥当」―。川崎市高津区の二子橋周辺の多摩川河川敷で9月に行われたバーベキュー有料化の社会実験で、多くの利用者が設定料金を好意的に受け止めていることが分かった。市は、この金額を前提に、早ければ来春にも有料化を導入する。 市は9月下旬の3日間、利用者アンケートを行い、371人が回答した。 それによると、76%が500円の利用料金を「妥当」と回答し、「高い」は16%、「安い」は5%。有料化する上で必要と思う施設・サービス(複数回答)として、「清潔なトイレ」(265件)と「洗い場」(213件)を挙げる声が多かった。「機材等のレンタル」や「燃料食材等の販売」を求める声もあった。有料化した場合、45%が「納得できる施設・サービスであれば使う」と答えた。居住地域は、23区内と川崎市内がそれぞれ29%で、横浜市が18%だった。 一方、同月末に近隣住民1345世帯に配布したアンケー