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字形に関するworks014のブックマーク (24)

  • 矛盾した警告だなあ - 実験る~む

    「なんでやねんDTP」さんのところで「合成フォントにPr6N書体の使用はご法度!」というエントリが。 概要は「InDesign CS2の合成フォント機能にPr6(JIS2004版Adobe-Japanフォント)を使用すると、デフォルト字形変わってしまうぞ」というもの。 昨日コメントを寄せさせていただいたけれども、念のため自分でも、各バージョンによる挙動を確認してみたり。 実は昨日途中までやってたけど、睡魔に負けたのは内緒(ぉ ■Illustrator CS1:不可 CS2:不可 CS3:不可 ■InDesign CS1:不可 CS2:不可 CS3:可 てことで、InDesign CS3しか駄目です。あとは全部、JIS90字形に戻ってしまう結果に。 そのうえで、works014さんが推測されている以下のもの。 私の場合は、可能な場合「印刷標準字形」をデフォルトにしようと思っているところなので

  • やな推測だな - 実験る~む

    てことで前回エントリの続き。 InDesignとIllustratorの合成フォント機能の挙動から、もしかしたら、なんて推測をはじき出しました。 まあ、裏は取れたんだけど、こういう時の推測が当たってしまうのはある意味嫌なもんです。まったくもって汎用性がないのがアレ。 これを行えるというべきかどうか、っていうのは別として。 実は前回、こんな推測をしてました。 合成フォント機能は外部のCMapファイルを使って字形情報の処理をしている。 これは至極単純で、フォントに内包されたCMapを無視して出力されていることから推測したものです。で、思いっきりそれが当たってしまっていたという。 これの確認は非常に単純です。CMapの記述を直接触ればOK。 今回弄ったのは「C:\Program Files\Common Files\Adobe\Fonts\Reqrd\Cmaps」(Windows)にある、「Un

  • リュウミンのヒゲ(筆押さえ)のロジック - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    常用漢字のうち部分字体「八」を含む文字をリストアップし、'jp83'(または'jp78')タグを適用すると、小塚明朝やヒラギノはヒゲの付いた形になる。一方リュウミンの場合、部分字体「八」はもともとヒゲ付きで設計されているため、原則として'jp83'タグによって字形が変化することはない。下図は小塚明朝とリュウミンで、デフォルト(No Change)の字形を赤、'jp83'タグ適用後の字形を青で表示した上で重ね合わせたもの。双方の字形が一致しヒゲ付きである場合、水色地で示した。例外である「雰」については、「リュウミンのCID版とOTF版では漢字の形はどれくらい違うのか」でも書いたように謎。 「八」そのものは、JIS X 0208の例示フォントである平成明朝でヒゲ付きに設計されており小塚明朝、ヒラギノ、リュウミンのいずれもデフォルトでヒゲ付きとなっている。Adobe-Japan1では、別に「ヒゲ

    リュウミンのヒゲ(筆押さえ)のロジック - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • PDF 千夜一夜: 2007年01月24日「日本語の文字についての用語について_10」

    語の文字についての用語について(10) — 文字コードと漢字の字形 日語における漢字の字形と文字コードの関係について、とりあえず、まとめて見ます。 UnicodeやJIS X0213のような、文字コードの規格は、コンピュータで日語を処理するために漢字を含む文字に符号を与えた、漢字を抽象化した存在であるということです。 それに対して、現在のコンピュータの画面や印刷される漢字は、フォント技術を使って可視化した具体的なものです。Adobe-Japan1のような文字を集めたものは、フォントの開発用のものであって抽象化した文字集合ではないと思います。 漢字は、ラテンアルファベットとは違って、1文字=1単語という意味合いが強いもので、その成り立ちからしても、形が単語の意味に密接に関係しています。しかし、抽象化した文字コードと具体的な字体を同列に論じることはあまり意味がないと思えます。 コンピュ

  • PDF 千夜一夜: 2007年01月16日「日本語の文字についての用語について_04」

    語の文字についての用語について(4) — 例示字体か例示字形か JIS X0213を読んでいて、いつも気になることがあります。それは、例示字体という言い方と、例示字形という言い方が、両方入り混じっていることです。 JIS X0213:2000の方は、例示字体にほぼ統一されているようです。 そして、付属書には字形例という言葉を別に用いています。 次のように: 付属書4 d)字形例 当該面区点位置で表現される図形文字の字体で、参考となるその他の字形がある場合にその字形を例示したもの。 さらには、康煕字典の字形というような言葉まで飛び出しています。 このような、JIS X0213:2000の言葉の使い方は筋が通っていて気持ちが良いと思います。 ところが、JIS X0213:2004になりますと、とたんに、例示字体と例示字形が入り混じってしまっています。 12.のあたりは、例示字体になっていま

  • PDF 千夜一夜: 2007年01月14日「日本語の文字についての用語について_03」

    語の文字についての用語について(3) — 朝日文字 朝日新聞の文字を「朝日文字」と呼ぶのだそうですね。既に、ご承知の方も、多いと思いますが、その「朝日文字」も、いよいよ、今日が最後で、明日15日(月曜日)からかなりの文字が新しい字体に変わってしまうとのことです。 9日に朝日新聞に、「常用漢字表にない漢字約900文字の字体を変更する」との社告が掲載されたそうです。 ウィキペディアの「朝日文字」によりますと、朝日新聞社は、1946年に『当用漢字字体表』が制定されたときに、当用漢字以外の漢字も、当用漢字字体表と同じような規則で、字体を簡略化し、その簡略化した漢字によって新聞紙面の印刷を行っていたのだそうです。この朝日新聞独特の漢字を「朝日文字」と呼んでいたのだそうです。 朝日新聞の社告には、例として次のような字体の変更が記載されていました。 常用漢字の字体は変更しないようですので、紙面に現れ

  • 「就」の字形について

    「就」の正字 普及運動展開中! 「就」の正しい字形はどちら? ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 「ある日の会話」 「先生、『就』の字のことなんだけど、僕の通ってる塾の国語の先生がみんな、11画目のところを飛び出して書くほうが正しくて、飛び出さないほうが間違っているって言うんですよ。漢字テストなんかで11画目のところを飛び出さないで書くとバツにするんだ…」 「前に教えたとおり、11画目を飛び出して書く『就』の字は誤りではないけれど、正字ではなく異体字なのだから、6学年配当の字をそのように正しい字として教えられると困るよね。」 「なぜか社会の先生のほうが正しく書けるんだよな…」 ◆ 「就」の字(6学年配当漢字)の第11画目ですが、生徒たちの文字には、�@右に一度飛び出してから下ろす書き方と、�A飛び出さずに真っ直ぐ下ろす書き方と2種類の字形が見受けられます。 学校教員(国語教師)や塾講師(国語

  • book-read: 小池和夫(2007)『異体字の世界 旧字・俗字・略字の漢字百科』河出書房新社(2007.7.20初版発行)

    BOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ 読んだ(主に新書や文庫などの一般書、例外あり)の個人的な感想を書いています 「こので扱うのは、パソコンや携帯メールで使えたり使えなかったりするあたりの、身近に転がっている異体字たちです。」(「はしがき」5頁)とある。  が、確かに「身近な」「吉」「高」「辺」などの異体字も扱われているが、そうした身近な異体字を表面的に扱った軽いではない。  文庫だから、重さは軽いが、内容は、奥深い異体字の世界へと誘ってくれる、とても魅惑的な内容である。    字・正字・旧字・新字・俗字・略字……様々な字体がこれでもかこれでもかというほど出てくる。  「読む」というよりは、細かな字体・字形の違いを「見る」、そして楽しめるである。    しかも、字体に関する薀蓄も豊富。  特に、当用漢字前後の字体に関する問題が細か

  • 安岡孝一の日記: 都道府県名の常用漢字と人名用漢字

    今朝の日経済新聞に『「鹿」も「岡」も「奈」も…ようやく常用漢字に』と題するアヤシゲな記事が載っていた(p.42)。 常用漢字表の見直し作業を進めている文化審議会国語分科会漢字小委員会は九日開いた会合で、現行の常用漢字に含まれていない鹿児島の「鹿」や大阪の「阪」など計十一字を、二〇一〇年にも制定される新常用漢字表に含めることを決めた。いずれも都道府県名に使われており、広く普及していると判断した。 ほかに加わるのは「奈」「岡」「熊」「梨」「阜」「埼」「茨」「栃」「媛」。現行表は固有名詞を中心に使われる漢字を載せていないが、「常用漢字表には一般の社会生活で用いる共通性の高い漢字を収める」(同小委)との観点から追加を決めた。 小委は約四千の漢字を書籍や新聞などで登場する頻度で順位付けし、上位の字は新しい常用漢字表に含め、下位は個別に検討して絞り込む作業を進める方針。総字数が多くなった場合には「読

  • JIS漢字の嗤

    一 JIS X 0213:2000(通称「2000JIS」)は、1面51区48点で「嗤」という字体――話の都合上より正確を期すならば図1の字形で示される字体――を符号化すると定めています。 実はこの字体、JIS X 0208:1997(通称「97JIS」)によると、当該規格の第一次規格(通称「78JIS」)の第一刷において図2のような字形で示されていたものが、1978年11月刊行の正誤表によって図1の形のものに変更されているところのものです。 97JISの規格票に参考として掲げられている附属書7「区点位置詳説」2.72が“(1面)51区48点の「所期の字体」は「情報処理学会コードに見える(引用者注:図1の字形)」だ”としているその字体は、《図1と図2のどちらの字形で出現しても通用するような字》ではなく、《図1でのみ通用し図2では通用しないような字》なのでしょうか。 このような事情を探る気に

  • 表外漢字字体表のヒゲ政策がダメな理由 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    明朝体の筆押さえ(ヒゲ)には、「分」や「公」などの上部の「八」に付くものと「父」や「延」などの右払いに付くものがある。 以下、便宜的に前者を「ハチヒゲ」、後者を「チチヒゲ」と呼ぶ。図は写研の蘭明朝、ヒゲありモード。 多くの書体あるいはシステムは、「常用漢字(と以前からの人名用漢字)なしなし、表外字ありあり」というルールを採用している。写研の石井明朝・蘭明朝のヒゲなしモード、大日の秀英明朝、凸版の凸版明朝など。ヒラギノ明朝や小塚明朝もこのグループである(下図はヒラギノ明朝W3)。 これに対して、写研のヒゲありモードは、「常用漢字ありあり、表外字ありあり」。 また、モリサワのリュウミンの場合、「常用漢字ハチヒゲありチチヒゲなし、表外字ありあり」である(下図はリュウミンR)。 ヒゲのつけ方に関しては、このようにいくつかの流儀が存在するが、それぞれに思想があるのだと思う。たとえばリュウミンの

    表外漢字字体表のヒゲ政策がダメな理由 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • その1:筆押さえの有無について (明朝体・考)

    まず最初に「筆押さえ」を取り上げる。 表外漢字字体表の例字字形では,平成明朝体にあった筆押さえがすべて取り去られた。表外漢字1,022字の中から,オリジナルの平成明朝に筆押さえがある文字と表外漢字字体表の文字を並べて比較してみよう(下図)。 筆押さえの有無については常用漢字表でデザイン差と明記しており,表外漢字表においても常用漢字表の考え方を基的に踏襲して同様の解釈をしている。表外漢字字体表(印刷標準字体)は字体を規定したものであるから,デザイン差レベルの字形変更の意味があるとは思えない。 とくに表外漢字字体表制定にあたっては文化庁の『明朝体活字一覧』を参照しているのであるが,ここに収載された活字でしかるべき箇所に筆押さえがない文字はほとんどないはずだ。それにも関わらず恣意的に筆押さえを排除した。なぜであろうか。かなり想像を逞しくしてみたものの真意は謎である。むしろ他の方針との矛盾

  • ふたたび「非」の字形問題 (明朝体・考)

    新年明けましておめでとうございます。 今回で78回目を数えます,いよいよ明朝体考現学の話題も佳境に入っていきますので,年もよろしくお付き合いください。 さて, すでに「非」の字形について二回ほど取り上げた。いわゆる4画目の「出る・出ない」問題である。この差がデザイン差であることは常用漢字表の解説にも明記されている。 そして,表外漢字字体表の「参考」の中の「表外漢字における字体の違いとデザインの違い」で,常用漢字表のこの箇所を再掲した上で「表外漢字における該当例」で,“誹”を例に挙げ,4画目の「出る・出ない」はデザイン差であるとしている。 つまり常用漢字であろうと表外字であろうと,この差はデザイン差だと明確に規定しているのである。 デザイン差というのは,たとえば書体が変われば揺れるものだということである。同じ明朝体であってもA明朝体は「出している」が,B明朝体が「出さない」とい

  • 「著」と「着」はもともと同じ字: ほぼ文字についてだけのブログ

    隷書や楷書のくさかんむりには、AタイプとBタイプがあり、Aタイプのくさかんむりの下に「者」を書いたのが「著」、Bタイプのくさかんむりの下に「者」を書いたのが「着」にすぎない。 もともと「著」も「着」も同じ字であり、区別がなかった。 これらがいつごろから使い分けられるようになったのかはわからないが、遅くとも江戸時代には、「著」は書物を著す・著書、「着」は到着・着物として使い分けが見られる。 「著=着」はAタイプ、Bタイプ両方のくさかんむりが使われるが、どちらかに決まっている字もある。「苦」はAタイプ、「若」はBタイプである。これは似た字なのでくさかんむりの使い分けが生じたのであろう。

  • まず「常用漢字表」の解説を検証する (明朝体・考)

    « まとめ | Main | ふたたび「非」の字形問題 » 2007年12月29日 …【表外漢字字体表の「字形問題」】 まず「常用漢字表」の解説を検証する これから何回かにわたって『表記外漢字字体表』における字体差/デザイン差を論じようと思う。もちろん,もとよりこの字体表の存在意義自体を批判したり否定するつもりはまったくないが,この字体表の例字字形と,この字体表の解説については大きな問題を感じざるを得ない。そして,この問題が日の漢字行政にも少なからぬ影を落としていると考えるのである。 この「問題」を論ずる前に『常用漢字表』について指摘しておかなければならないことがある。常用漢字表には「(付)字体についての解説」という項があるが,この中の「第一 明朝体デザインについて」では,常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨組み)を,明朝体活字の一種を例に用いて示した。現在,一般に使用されている

  • 漢字(戰後略字)に關する迷妄 - 粗忽亭日乘

    どことはいはないが、私が目を通してゐるとあるブログで漢字の字體のことがちょっと話題になった。そこに次のやうなコメントがついた。 〈引用ここから〉 私は、あまりいろんな漢字を区別して使うことに反対です。たとえばわたなべさんという苗字は、以前は渡辺か渡部の2種類が書けたらよかったのに、このごろは渡邊とか渡邉とか、とても憶えられないような漢字をつかいます。(コンピュータだから書けるので手では書けない。私は辺で勘弁してもらってます)この2字の違いはルーペがないとわからないので、老眼には、ジジハラとしか思えません。こんな苗字のひとは渡辺に換えなさい。そのほうがトクですよ。 日戦争に負け、民主的な世の中にするため、漢字を簡略化しました。「恋」は戦前は 糸言糸+心 と書いた(わかりますか)。「体」は昔、 骨豊 と書いた(うまい)。ずっと便利になった。ところが、君が代や日の丸を強制する反民主主義勢力が

    漢字(戰後略字)に關する迷妄 - 粗忽亭日乘
  • 角川の広告中のモリパスの学参フォント - Vox

    文化の紙面から。 最近のカドカワの広告はモリパス(MORISAWA PASSPORT)メインの気配がある。というかモリサワ書体(の、マイナーどころ)の使用率が高い。 丸フォークとか武蔵野とか、うまく使ってある気がする。 さて今日の例は。 みてみると「学参フォント」を使ってますなー。 「北」「議」「迎」「語」とかに注目。 頑張って手書き字形に近付けてあります。 あと多分「女」も微妙に細工。(2画目の頭と3画目の水平線) でも「辻」は「普通の、二点シンニョウ」ですな。まあ固有名詞ですしね。 ……いやしかしそれを認めることは矛盾な気がします。 シンニョウの点の数とか、ひねり具合とかは、 字体の問題ではなく、書体に依存する字形あるいは意匠の問題であるはず。(字形の問題ですらない、と言って良いんだっけな。) だから学参フォントの意匠を主張するのであれば、 「辻」も学参フォント式のカタ

  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    works014
    works014 2007/12/09
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  • 「人」か「入」か (明朝体・考)

    漢字の部分字形としての「人」と「入」は,よく置換対象になる。「内」もいろいろに解釈されるが,旧字体では「入」につくる。啓成社版の大字典では,わざわざ【注意】として「俗に冂と人の合字とす。されど字は入に従うべし」と記している。部首も「入」である。康煕字典においても部首「入」,実際の字形も冂+入となっている。しかし,これを「人」につくる辞典もある。 さて,全字形の「内」はまだよいとして,部分字形となった場合に中が「人」なのか「入」なのかがわかりにくいデザインを見かける。それは漢和辞典の中にも散見される現象である(屋根付きだからと言って「入」と断定することは間違いである)。 とくに「兩」や「齒」が部分字形になった文字などは,もともとデザイン領域が狭いために,よほど意識してデザインしないとどちらなのかがわからない文字になってしまう。 漢和辞典の親字デザインは辞書編纂者とフォントデザイナーの

  • 落書き帳アーカイブズ(都道府県市区町村)