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2010年2月19日のブックマーク (4件)

  • 微妙な新字体 - 楷書活字

    正楷書活字表の切り出しを終了。改めて元ネタを書いておく。 表紙は『正楷書活字標』、扉は「正楷書活字表」、柱は「正楷書字体表」。 1964年、岩田母型製造所版。小宮山博史氏の注記によれば、 「昭和13年1938の昌榮堂活版の見ズリ(印刷大観中)と同様のもの」 で、末尾に「正楷書新略字」(以下一九一字)として、『当用漢字字体表』の字体に合わせ、昭和30年代に制作されたとおぼしきものが掲載されている。書風は明らかに異なり、別物と考えた方がよい(もっとも体にしても扉に「長い期間に彫刻された為めに書体や文字の書き方に不同があります此点御諒承下さい」とわざわざ書いているのだが)。 恐らくは同じ岩田母型製造所の弘道軒清朝の新字体も同時期に制作されたのであろう。ただし、その記録はない。 ところで、この「新略字」のなかには、元の字体とUCSでは統合されてしまう微妙な字体差を持つものが散見される。 上が

    微妙な新字体 - 楷書活字
  • 図書教材制作の勉強部屋: 正しい漢字とは

    2010年2月8日月曜日 正しい漢字とは ここのところ理科の話題ばかりで,こちらへの投稿が減っておりました。 さて,少し前ですが,国立国語研究所で行われた文字研究会のワークショップに行ってきました。 そのワークショップとは直接は関係ないのですが,文字について少々思ったので,話題に取り上げます。 現在,理科の教材の多くは,いわゆる明朝体といわれるフォントを使用しています。 小学校では,教科書体を用いることもありますが,理科であれば小学生用教材でも明朝体もそれなりにみかけます。 さて,文字研究の専門家ではないので詳しいことは知りませんが,明朝体とは中国の明から清の時代あたりの木版印刷等で発展した活字に由来があるようです。 また,明よりも昔の宋の時代にも木版印刷は存在しており,あまり馴染みはありませんが,宋朝体とよばれる活字もあるようです。 いずれにしましても,専門家ではないので,正確な情報を知

  • 図書教材制作の勉強部屋: 半角アキ

    2010年2月16日火曜日 半角アキ DTPで組版をするときに,フォントを等幅送りにするのか,プロポーショナル送りにするのかという話題が,多少あると思います。 かつて学参は和文を等幅にすることが多かったのですが,最近は教科書等でも和文がプロポーショナルになっているのをときどき見かけます。 良し悪しは別として,個人的には,やはり和文は等幅,欧文はプロポーショナルにするほうが,見栄えはよいと思っています。 ただし,ある1つのフォント中の和文と欧文のデザインが完全に好みかどうかというと,必ずしもそうではなく,和文はAというフォントを,欧文はBというフォントを…というように,少しでも見栄えよく使い分けられるのならば,そうしたいとも思っています。 しかし,そこまでやる必要があるかどうかというのは,それぞれの制作物において検討したほうがよいでしょう。 さて,等幅とプロポーショナルについては,いろいろと

  • PICTRIX

    PICTRIX DOWN ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2022. 9. 10 Adbe Illustrator 用ルビ振りソフト RubyAssistPro 終了のお知らせ 更新手続きのサービスを終了いたしました。 長い間ありがとうございました。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2022. 5. 10 Adbe Illustrator 用ルビ振りソフト RubyAssistPro 終了のお知らせ 2022年中に、更新手続きのサービスを