‘21年12月17日(金) インフルエンザシーズンが やってきた。 今シーズンの対策として 何を押さえておくべきか? 慶応義塾大学医学部 感染症学教室の 長谷川直樹教授に聞いた。 昨シーズン、 インフルエンザ感染者数は 激減。手洗い、マスク、 フィジカルディスタンス などの感染症対策が 徹底されたことに加え、 あるウイルスが流行すると ほかのウイルスが流行しない 「ウイルス干渉」の影響も 指摘されている。 では今シーズンは? 日本感染症学会は、 昨シーズンの インフルエンザ感染者数 激減で集団免疫が低下 しているため、 海外からウイルスが 持ち込まれれば大きな 流行になる可能性がある としている。 また、英国政府も 例年より大きな流行になる 可能性があるとし、 インフルエンザワクチン 接種を呼びかけている。 長谷川教授が言う。 「流行の程度は予測が つかないが、 人流が戻れば インフルエン