2010年度修士論文工房第2回を行った。といっても何回かミーティングはおこなっているのだが、レッスンとして第2回をおこなっ た。 古典的エッセイについて 伝えたいことがある。これを開かれた文章にするために第1回ではアリストテレスの修辞学の方法を紹介した。基本的には5W1HのQuestioningで ある。このしくみをSituation, Complication, Questionから構成されていると説明したのがMintoのThe Pyramid Principleである。今回はここから先を説明する。 古典的エッセイとはその名の通り、ギリシャ時代の修辞学の方法である。この時代、エッセイは6つの部分から 構成されるとされた。 Exordium, Narratio, Divisio, Confirmatio, Confutatio, and Conclusio である。Exordiumとは