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ブックマーク / mitsuhiro.exblog.jp (2)

  • 海外で日本人学生やポスドクの存在感が希薄になる傾向について | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    とりあげてほしいという要望があったのはきょうのタイトルにあるようなことでした。 海外にある程度ながくいる日人は共通に感じることなのかもしれません。 これは案外複雑な様相があって単純に論じきることはできません。 外国のことばの習得のもんだいと、外国にて生活することのふたつをかんがえてみましょう。 外国語の習得を必要と感じるかどうかは必ずしも外国に旅行したり、生活するからという理由だけではありません。 鎖国時代の日人、外国に行く機会がゼロでも一生懸命外国の言葉や文物を理解しようとしました。戦前の日人、すこし教養があれば外国留学の夢はかなわなくとも外国の書物を読むために外国語の習得を一生懸命やりました。この熱意はすごかったはずです。それが明治をつくり、ずっと続いた日の外国文化の取り込みの基礎になっているのです。 そういう観点でみると、外国語一つではとても駄目、最低外国語二つくらいはなんと

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  • 日本の研究は大丈夫なのか | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    午前京都のラボで忙しく用をすませて、午後は東京にでてT先生の主宰する学術会議の分科会に出席しました。最近の日の国情は若い元気のいい研究者を育てるのが難しくなってきました。研究経費が目先の効果ばかりに向かえば最初の効果はそれじゃ若者はやってこない、ということです。これは経験的真理です。 次の時代をになう若者はそういう点に鋭敏です。 わたくしも、中学生の頃に学者になりたいと、思った理由の一つは、「勝手なことが出来そう」という印象でしたから。 昨今では、研究経費がないとなにも出来ないという国情なので、困ったものです。研究グループが、応用的なものに向かえば向かうほど、白けてしまうのが普通の若者です。 基礎的な研究のおもしろさ、創意工夫によって無から有を生じるような研究体験の楽しさが若者を育てていく最良の土壌なのです。 昨今の日の研究経費事情は促成栽培のデマンドが強すぎます。生命科学でこれまでに

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