5月末、スタンフォード大学のチームが開発したマルチモーダルモデル「Llama 3-V」がオープンソースコミュニティーの話題をさらった。トレーニングにかかった費用はわずか500ドル(約8万円)、モデルサイズは米OpenAIのマルチモーダルモデル「GPT-4v」の100分の1と非常にコンパクトながら、GPT-4vなどに匹敵する性能を誇るという。 最先端の性能と名門大学のネームバリューで、Llama 3-Vは一躍スポットライトを浴び、オープンソースプラットフォーム「Hagging Face」のトレンドランキングでトップ5にランクインするほど注目を集めた。 開発者コミュニティーが熱狂に包まれるなか、Llama 3-Vの構造とコードが、清華大学とAIスタートアップ企業「面壁智能(ModelBest)」が共同開発したマルチモーダルモデル「MiniCPM-Llama3-V 2.5」と酷似していることに一