金沢八景にあった二つの別荘 伊藤博文と、奥さんの梅子さん 伊藤博文といえば、初代の内閣総理大臣を務め、明治憲法の草案を書いた人物として誰もが知る歴史上の偉人だと思います。 もちろん私も彼の存在を知ってはいましたが、私が『知の冒険』を始めていろんな老舗の料亭や旅館に足を運ぶと、「かつては伊藤博文も訪れた老舗のお店」みたいに書かれてる店も多く、彼の名を目にすることが本当に多くて驚いてたりしますww そんな伊藤博文は、金沢の地も愛していました。 金沢といっても、石川県の金沢市ではなく、横浜市の金沢っす!! 明治の頃、富岡や金沢の地は東京近郊の海浜別荘地として注目されていました。伊藤博文以外には、松方正義や井上馨などもここに別荘を構えていたんですな〜。 その後は、大磯や葉山、さらには結核療養所がいくつかあった湘南地方が別荘地として栄えていくわけですが、そんな景勝地だったころの金沢の歴史を、旧伊藤博