日本で初めて自転車を工場生産したMIYATAのスチールフレーム。その技術は海外でも評価され、70年代後半にはスポーツバイクの本場アメリカ、ヨーロッパへ高級フレームと完成車を輸出。とりわけヨーロッパで高級車メーカーとして名高いオランダKOGA社にもクロモリフレームを供給することになりました。ツール・ド・フランスやパリ~ルーベのパヴェ(石畳)でもその強度を証明したMIYATA S.S.T.B.チューブを復活し、進化させたMIYATA SPORTには、長年のクロモリロードバイク造りのノウハウのすべてが詰まっています。剛性とともに独特のしなりが生む振動吸収性、その反動を推進力へ変換するウィップ感。これらの要素を絶妙なバランスで成立させたとき、そのバイクは極みの頂点に達することが出来るのです。基本こそ、圧倒的に美しい。それは。あらゆる事象に当てはまる普遍の法則。移り変わりの早いロードレーサーバイクの