多くの場合、開発者はコードを記述するだけでなく、コードがアプリケーション環境で適切なスケーラビリティを持ち、適切に動作することを保証しなければなりません。本稿では、スケーラビリティテストとゴールテストの違いを取り上げ、手動テスト向けの擬似コードテストハーネスの例を紹介し、実際にQuest SoftwareのToadという自動テストインターフェイスを使用してOracleプロシージャのテストを行う例を示します。
はじめに 現存するプログラミング言語の中で2番目に古いのがLispです。生まれは古くても、いまだに使われ続け、また、Rubyなどの新しい言語にも影響を与えています。そのLispの派生であり、シンプルさが売りなのがSchemeです。 ここではSchemeの簡単なインタプリタをJavaScriptで作ってみます。対象読者 本稿はLispやSchemeは少し触ったことはあるけど、インタプリタは書いたことがないという方を読者対象としています。また、JavaScriptの文法や、簡単なデータ構造についての知識を前提とし、説明は省きます。必要な環境 テキストエディタと、JavaScriptが動くWebブラウザがあれば十分です。他に特に用意するものはありません。概要作成するインタプリタについて インタプリタのコードはJavaScriptで書き、HTMLのフォームを使って、Schemeのプログラムの入力お
はじめに 本連載では、PHP上で動作するアプリケーションフレームワークであるsymfonyでアプリケーション開発を行う方法について紹介します。本連載で扱う内容は、次のとおりです。symfonyフレームワークの特徴symfony利用のための環境設定手順Hello, Worldアプリケーションの作成データベースと連携したアプリケーションの作成その他、役立つsymfony関連のテクニック 導入の今回は、まずsymfonyの特徴と環境設定手順、「Hello, World」アプリケーションの作成までを紹介します。対象読者 PHPの基本構文は一通り理解しているが、フレームワークを利用したことはないという方を対象としています。必要な環境 symfonyは、PHP5とWebサーバがインストールされている環境で利用可能です。本稿ではWebサーバとしてApache2.2を、OSにWindows XPを採用し
はじめに SQLが提供する結合演算には、その特徴に応じて内部結合、外部結合、クロス結合などさまざまな名前が与えられています。普通、これらの結合の多くは、異なるテーブルまたはビューを対象として行われます。しかし、SQLは結合が同一のテーブルまたはビューに適用されることを禁止していません。同一のテーブルを対象に行う結合を「自己結合(self join)」と呼びます。自己結合は、使いこなせば非常に便利な技術ですが、動作がイメージしにくいため敬遠されがちです。そこで本稿では、この自己結合の便利さを例題を通して学び、その動作を分かりやすく解説します。 自己結合を理解することは、実務上のテクニックを身につける以外に、もう一つ利点があります。それは、集合指向(set-oriented)というSQLの重要な特徴を理解できることです。オブジェクト指向言語が世界をオブジェクトとして表現するように、SQLは世界
はじめに PerlでCGIアプリケーションを作るフレームワークの1つが、CGI::Applicationです。CGI::ApplicationにはどのようなCGIアプリケーションにも必ず存在する定型処理があらかじめ用意されており、自ら記述するコードの量を減らすことができます。また、プラグインによって、足りない機能を補えます。本稿では、CGI::Applicationとデータベースを用いた基礎的なCGIアプリケーションの実装方法を解説します。対象読者Perlで何らかのCGIアプリケーションを作成したことのある方。CGI、DBI、HTML::Templateモジュールを使用したことのある方。フレームワークを使用したことのない方。 動作環境 Perl 5.8以降を使ったCGIアプリケーションが正しく動作するWebサーバが必要です。また、以下の依存モジュールをCPANで導入しておいてください。
はじめに デュアルディスプレイを備えたノートPC向けのプレゼンテーションツールには、外部ディスプレイにスライドを表示する一方で、ノートPCの内蔵画面にはアンチョコを表示させる機能を持つものがあります。この機能は、急なプレゼンや外国語での発表などで非常に重宝することがあります。 しかし残念ながら、Linuxやその他のオープンソースOSで動作するプレゼンテーションツールで、そのような機能をサポートしているものは今のところありません。そこで、イメージとメモを表示するだけのシンプルなものですが、外部ディスプレイにはスライドを表示し、手元のディスプレイにはノートや次のスライドを表示させるツール「Prompter」を作りました。本稿では、その実装を例題に、GTK+プログラミングの概略を紹介します。対象読者 GTK+プログラミングに興味がある方。もしくはPCを2台使ったプレゼンテーションをやってみたい人
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