これは8月6日から9月6日にかけてMangasickにて開催される、逆柱による同タイトルの個展「蜃楼紀」にあわせて刊行されるもの。画集には風景画をはじめ、怪獣や乗り物モチーフのペインティングなど近年の作品が主に収録される。細密なモノクロ画の連作や、台湾の建物や看板に注目したという新作も見どころだ。また造本もこだわっており、表紙には金箔が使用され、本体にも現在生産されていないという台湾の包装紙が手作業で施された。 日本での予約は東京・中野にあるタコシェにて8月1日よりスタートし、商品は9月中旬より発送される予定。画集を購入した先着100名には、特典として台湾の冥銭に用いる紙を使用したイラストがプレゼントされる。なお9月24日から10月10日、タコシェでは凱旋展覧会を実施。展示会で訪れた台湾から着想された作品も新たに登場する予定だ。画集をはじめ、関連著作やグッズも販売される。 記事初出時、内容