三井住友フィナンシャルグループ(FG)とGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は2018年5月8日、次世代のキャッシュレス決済システムの構築に向けて協議を始めたと発表した。クレジットカードや電子マネーなど様々な支払い方法に1つの端末で対応できるシステムを開発する。
2018年4月に診療報酬と介護報酬の同時改定が実施された。これまで本コラムでは、今回の同時改定における医療・介護連携でのICT活用シーン、介護ロボットの活用シーンについてそれぞれ掘り下げてきた。今回は、同時改定において“解禁”された介護サービスのICT活用について触れていきたい。 「テレビ会議+情報共有システム」での運用を 今回の同時改正で解禁されたのは、テレビ電話・テレビ会議である。他の産業ではテレビ会議は一般的であったが、特に介護業界においては今まで活用が進んでいなかったのである。技術の進歩によって、介護業界でテレビ会議が公的に認められるようになったのは大きなイノベーションであると思う。 例えば、リハビリテーション会議でテレビ会議を行う形が提示されている。医師・PT・OT・ST・看護職員・介護職員などがリハビリテーション会議を行う際に、医師がテレビ電話で参加する形がOKになった。これに
NECは5月8日、良品の画像データを学習するだけで不良品を判別できるAI(人工知能)技術を活用した検品業務向けのソフトウェアを開発したと発表した。大量生産の工場ラインで、長時間にわたり均一な判断が求められる検品業務の効率化を図る。 同社によれば、従来は良品と不良品の画像を1000件規模でAIに事前学習させる必要があったが、製造精度が高い日本の工場では不良品データを大量に集めにくいという課題があった。 新技術では、1種類の画像データのみを学習させることで、2種類の画像データを判別できるという「OneClass分類アルゴリズム」を採用し、不良品が出にくい製造業でも、AIを使ったシステムを導入しやすくした。これまでにも同様のアルゴリズムは存在したが、「当社独自の工夫をほどこすことで、弱点だった精度の劣化を最小限に抑えた」(広報担当者)という。不良品の場合は、異常のある部分を色付けした画像を表示し
NTTドコモとEmpath(東京都渋谷区)は5月8日、雑音環境でも音声で感情認識できる技術を共同開発したと発表した。クルマの走行中、ドライバーの声から感情を認識する実験に共同で取り組んでおり、2018年中にドコモが提供する自動車向けの音声エージェントサービスへの導入を目指すという。居眠り運転の防止などに役立てる狙い。 ドコモの音声感情認識技術とEmpathの音声感情解析AI(人工知能)技術を基に開発。走行雑音がある環境でも、ドライバーの音声を検知し、感情を認識できるという。 まず、ドライバーの声から声の高さや音色などの音響的特徴を分析。事前に機械学習で生成しておいた感情認識モデルを使い、「怒り」「喜び」「悲しみ」のどの感情に当てはまるかを推定する。 認識モデルには、走行時の自動車のエンジン音などの特徴も取り入れており、雑音の小さい停車時と、雑音の大きい高速道路走行時の条件で実証実験をしたと
マイクロソフトは、米国シアトルで開催中のイベント「Microsoft Build 2018」で、「Azure Kubernetes Service」(AKS)を発表しました。これまでAzure Container Service(AKS)と呼ばれていたサービスを改名したものです。 もともとマイクロソフトは2015年にコンテナに対応したフルマネージドなサービス「Azure Container Service」(略称:ACS)を発表。その後2017年にはコンテナオーケストレーションにKubernetesを採用した同名のサービス「Azure Container Service」(略称:AKS)を発表しました。 マネージドKubernetesの利用料を無料に。Kubernetes専用の新コンテナサービス「AKS」(Azure Container Service)、マイクロソフトが発表 Azure
デザイン思考ワークショップのファシリテーターとして活動し始めて約1年。 これまでに、デザイン思考の初心者であるワークショップ参加者の方々から「デザイン思考って失敗を恐れずトライアンドエラーを繰り返すプロセスのことですよね?」とか「この業界ではどのようにデザイン思考を使うべきですか?」と質問されることが度々あった。 実際にこのような質問を受けると、「ワークショップでうまく伝えられていなかったんだな」と反省させられる。失敗を恐れずトライするプロセスがデザイン思考でしょ?は半分正解だし、半分不正解だ。また、デザイン思考を使えばどんなときも何か秀逸なサービスが生まれるなんていうのは他力本願な勘違いである。 デザイン思考はあくまでユーザーを中心にした問題解決のための思考法であり、「使うもの(Tool)」というより「身につけるもの (Mindset/Skill)」であると私は考える。 デザイン思考を用
マイクロソフト、FPGAを用いたAI処理基盤「Project Brainwave」開発者向けプレビューを発表。GoogleのTPUより高性能と。Build 2018 Project Brainwaveは、インテルのFPGAを用いたリアルタイムAI処理基盤。 FPGAとはチップ内部のロジックをソフトウェアによってあとから自由に書き換えられるLSIの一種です。ロジックを書き換えることで、特定の処理を汎用LSIよりも非常に高速に処理できるようになります。 Project Brainwaveは、このFPGAの機能を活かして高速にAI処理を実行できるようにしたもの。 マイクロソフトCEO サティア・ナデラ氏は、リアルタイムAI処理においてProject Brainwaveの性能はGoogleが開発したAI処理専用のプロセッサであるTPUを上回ると主張しました。 「これ(Project Brainwa
► 2024 (215) ► 6月 (21) ► 5月 (56) ► 4月 (36) ► 3月 (36) ► 2月 (34) ► 1月 (32) ► 2023 (393) ► 12月 (32) ► 11月 (30) ► 10月 (31) ► 9月 (35) ► 8月 (33) ► 7月 (35) ► 6月 (32) ► 5月 (45) ► 4月 (30) ► 3月 (31) ► 2月 (28) ► 1月 (31) ► 2022 (438) ► 12月 (31) ► 11月 (30) ► 10月 (32) ► 9月 (34) ► 8月 (41) ► 7月 (39) ► 6月 (32) ► 5月 (33) ► 4月 (45) ► 3月 (60) ► 2月 (29) ► 1月 (32) ► 2021 (379) ► 12月 (32) ► 11月 (30) ► 10月 (31) ► 9月 (30)
ソニー銀行は5月10日から、住宅ローンの仮審査を、独自に開発した人工知能(AI)によって自動化する。通常2~6日かかっていた仮審査結果が、最短60分で回答できるようになるという。 個々に学習したモデルを複数組み合わせる機械学習の一手法「アンサンブル法」を採用し、高い予測精度を実現したという。顧客は従来と同じ手続きのまま借り入れまでの期間を短縮できるとしている。 これまで人手に頼っていた与信判断をAIで行うことにより、業務の効率化・生産性の向上を実現するとしている。 関連記事 「AIが仕事を奪う」への疑問 いま、“本当に怖がるべきこと”は 「人工知能が原因で失業する」。しばしば、AIはこうした脅威論の文脈で語られることがある。AIは本当にそこまで怖いものなのだろうか。 AIは翻訳者の仕事を奪うのか? 翻訳クラウドソーシング会社が描く未来 翻訳クラウドソーシング事業を展開するGengoが、AI
東芝映像ソリューションは5月8日、4Kテレビ「レグザ」にBS、CS 4Kチューナを内蔵した「X920」「BM620X」「M520X」シリーズを発表した。BSアンテナにつなげるだけで12月1日以降BS、CSの4K放送を視聴できる。発売は6月から順次。 東芝映像ソリューションでは、12月1日に開始されるBS、110度CSでの4K放送を見据え、3月に対応チューナの開発を発表。すでに内蔵テレビの開発に着手していることも明らかにしていた。 BS、CS 4K放送を視聴するには、10月以降に発送される「BS/CS 4K視聴チップ」が必要になる。これは、対象機種購入者がインターネット、電話、ファクスなどから申し込みすることで、入手できる専用チップで、視聴チップをテレビの専用端子に挿入することで、視聴が可能になる。東芝では、この専用チップにより、放送開始に先駆けて発売するレグザ X920/BM620X/M5
11時くらいから14時くらいまでいて、その間ずっと混んでてびっくりしました(笑)。他の同人イベントのように開場直後が一番混雑していて午後には空いてくるイメージだったんですが、14時になっても整理券配布して入場調整してましたよね。見に来ている人たちの滞在時間も長くて、皆さん熱心に見ている感じがしました。 ただいまを持ちまして、 #技術書典4 閉幕しました!今回の総参加者数は6380人でした。 皆さんご来場ありがとうございました。 — 技術書典公式アカウント (@techbookfest) April 22, 2018 ※:公式アカウントによると総参加者6000人超えとのこと。すごい! こちらは当日の写真。大盛況です!
RPAテクノロジーズ、MAIA、Waris、ブイキューブの4社は共同で、女性の多様な働き方の環境整備とRPA活用ニーズへの対応を目的とした「RPA女子プロジェクト」を、5月7日から開始すると発表した。 RPAは、ホワイトカラー業務の自動化を推進する「デジタルレイバー」。このプロジェクトは、RPAを活用したい企業や団体に対して、RPAスキルを身に着けた女性をマッチングすることにより、子育てや家族の転勤などで仕事から離れた女性の復職を支援するもの。RPAテクノロジーズは、RPAの導入実績から蓄積されたナレッジを提供、Warisは、潜在的な高スキル女性の選定とキャリア形成を支援、MAIAは、それらの女性への実践的なRPA教育と女性を活用した現場支援の実施、ブイキューブは、オンライン教育基盤やテレワークなどさまざまな働き方の為のインフラを提供する役割を担う。 プロジェクトは主に「RPA女子のための
2018年2月10日、恵比寿ガーデンプレイスザ・ガーデンホールにて、「Cookpad TechConf 2018」が開催されました。クックパッドのエンジニアやデザイナーがどのようにサービス開発に取り組んでいるのか、またその過程で得た技術的知見について公開します。続いて登場したのは小林秀和氏。「Rubyの会社でRustを書くということ」と題して、現在比較的マイナー言語であるとされるRustを用いるに至った経緯や知見を語ります。 なぜRubyの会社でRustを使うのか 小林秀和氏:本日はCookpad TechConfにお越しいただき、ありがとうございます。私の発表は、今話題のRustについてです。みなさんはRustを知っていますか? あるいは書いたことがありますか? 書いたことがあるという方、挙手をお願いしてもよろしいでしょうか? (会場挙手) ちらほらいますね。ありがとうございます。ご覧の
最近、驚いたニュースの1つといえば、これでした。 Microsoft、LinuxベースのセキュアなIoTイニシアチブ「Azure Sphere」 セキュアCPU、OS、クラウドサービスを一体化したIoTソリューション、というのはもちろん大きなニュースですが、驚いたのは、OSが「Linux」ベースだということです。「Armチップ+Linux+クラウド」なんて、GoogleかAmazonがやりそうなことではないですか。普通に考えれば、OSは「Windows」でしょう。記事でもその点が強調されています。 Microsoftはかつて、IoTでもWindowsを推進していた。同社がカスタムLinuxカーネルを配布するのはこれが初 もっとも、ここ数年のMicrosoftしか知らない人は、それほど驚かないかもしれません。Microsoftが歴史的ともいえる大転換をしたのは、4年ほど前のことです。 マイク
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
[速報]AIがコードのレコメンドやバグの指摘など開発を支援してくれる「Visual Studio IntelliCode」発表。Build 2018 マイクロソフトは、米国シアトルで開催中のイベント「Microsoft Build 2018」で、AIを用いてプログラマの開発を支援する「Visual Studio IntelliCode」を発表しました。 Announcing Visual Studio IntelliCode - Enhancing everyday software development with the power of #AI across the entire development lifecycle. See what’s coming: https://t.co/k5eaYWcfnM #VS2017 #VSIntelliCode pic.twitter.co
Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 ソフトバンクの専業代理店、テレニシが運営するソフトバンクショップは、経営破綻を回避した。写真は東京都品川区のテレニシ店舗 Photo by Reiji Murai ソフトバンクグループが世界の最先端分野への投資を加速する一方で、携帯子会社のソフトバンクが不可解な出資を行っていることが明らかとなった。不正会計で経営危機に陥った携帯ショップを完全子会社化したのだ。新規上場(IPO)の準備に入ったソフトバンクの内部で一体何が起こっているのか。(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 村井令二) 全国で約2400店舗を展開する「ソフトバンクショップ」。その中で第3位の規模を持つ携帯電話ショップ運営会社が経営危機に陥り、ソフ
Build 2018開幕、エッジAIで進化した新Kinect「Project Kinect for Azure」発表 マイクロソフトの年次開発者イベント「Build 2018」が、日本時間2018年5月8日0時、シアトルで開幕した。イベント開始に合わせて、Microsoft Azureから新サービスが多数発表された。特に、IoTデバイスにクラウドAIの機能を実装する「インテリジェントエッジ」関連で、大きな進捗があった。 Azure IoT Edgeのランタイムをオープンソース化 マイクロソフトは、昨年のBuild 2017で「インテリジェントクラウド、インテリジェントエッジ」構想を発表し、IoTデバイスの存在するエッジ側でAIや機械学習の処理を行う「インテリジェントエッジ」を実現するためのサービスとして「Azure IoT Edge」を発表していた。Azure IoT Edgeは、IoTデ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く