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2016年9月17日のブックマーク (2件)

  • 幼児の勘違い、防災のヒントに 幼稚園が27年記録:朝日新聞デジタル

    「運動会、何か(種目)出るの?」と聞くと「おやつが出るよ」。「よく目を動かして周りの友達をみてごらん」と言うと目玉だけきょろきょろ動かす――。思わず笑って済ませてしまいがちな幼児の勘違い。でも、そもそも大人の話し方がわかりにくいから起きるのではないかと、こうした出来事を27年記録し続けている幼稚園があります。命を左右しかねない災害時の対応にも生かそうとしています。 京都府宇治市の広野幼稚園は保育所を含めて約500人の子どもが通う。1989年から、教諭ら職員が意外に感じた子どもの言葉や行動を記録している。エクセルファイルに保存された記録は約5500件。大人の話し方が不十分だったと判断したら、「目的語、修飾語の欠落」といった注意点も記入する。教諭は避難訓練や遠足といった行事の前に、今まで記録した出来事を用語で検索して印刷するなどして、読み返す。 発案したのは吉村裕園長(81…

    幼児の勘違い、防災のヒントに 幼稚園が27年記録:朝日新聞デジタル
  • マンションに転落寸前の子が…おじいちゃん3人の救出劇:朝日新聞デジタル

    神戸市兵庫区の14階建てマンションで8月、小学5年生の男児が11階から転落しそうになった。力をあわせて救出したのは、住人のおじいちゃん3人だった。 ドン、ドン、ドン。8月9日午後2時ごろ、10階の古川潤一郎さん(83)は玄関ドアをたたく音で外に出た。目に飛び込んできたのは、上の11階からバンザイをした状態でぶら下がる男児の姿。高さ約30メートル。別の住人が異変を知らせた。 11階では男児の両腕を柵の下の隙間から友だち2人が必死で引っ張っていた。だが、限界に近い……。 古川さんは自室にあった登山用ロープを持ち出すと、目の前にぶら下がる男児の両足首に結び付け、もう一方の端を柱に固定した。同じ10階に暮らす魏三鎖(ぎさんさ)さん(73)も駆け付け、男児の足を下から支えた。 「落ちる」「死んでしまう」と男児が悲鳴を上げ、「手を離すな」と友だちらが叫んでいた。12階の山際正博さん(69)も騒ぎに気づ

    マンションに転落寸前の子が…おじいちゃん3人の救出劇:朝日新聞デジタル