県は5日、2009年度一般会計の決算を発表した。県税収入は景気低迷に伴う法人2税の落ち込みで2年連続のマイナス。前年度と比べ1094億円減の6743億円と過去最大の下落率(14%)となった。一方、県債(借金)は地方交付税の不足分を国に代わって起債する臨時財政対策債などが大幅に増加(705億円)し、8・7%増の3436億円。県債が歳入に占める割合を示す県債依存度は1・1ポイント増の19・6%と3年連続で上がった。財政構造の弾力性を判断する経常収支比率も1・3ポイント増の97・1%に上昇し、国の財政難に連動して硬直化する地方財政の事情が浮き彫りになった。 上田清司知事は同日の定例会見で、08年秋の世界的な金融不況に伴い「企業収益が上がらず税収上、09年度が一番厳しい状況だった」と指摘。景気が回復しつつある状況を踏まえ「引き続き雇用体制の確保や企業誘致、中小零細企業の支援などにしっかり対応してい
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