『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりとなる宮崎駿監督の長編映画『風立ちぬ』が7月20日に公開される。同作は、東京、名古屋、ドイツを舞台に、1982年に亡くなった航空技術者の堀越二郎をモデルとした主人公の半生を描いた、フィクション作品だという。 主演声優を『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる映画監督・庵野秀明が務め、主題歌は松任谷由美が担当(楽曲は荒井由美時代のもの)。映画を見た松任谷は、「嗚咽が出てしまうくらい感動した」と絶賛し、宮崎監督自身も上映会で号泣してしまったという。 また、業界関係者からの評判もよく、6月の関係者向け試写会後、『サマーウォーズ』などのヒット作を手掛ける細田守監督は、Twitterで「こんなにいい映画はいままでになく、そしてこれからもない」と大称賛。これに、アニメファンらの期待は急上昇した。 しかし7月に入り、一般向けに1万人以上を招待した大規模な試写会が行われると
福島第1原発事故当時に官房長官だった枝野経産相が27日(2012年5月)、事故の検証を進めている国会の国会事故調査委員会に参考人として呼ばれ、聴取に応じた。菅政権のスポークスマンの役割を担っていた枝野だが、この日に問われたのはその情報発信のあり方だった。やっと認めたのは3か月後に海外向け メルトダウンを政府が認めたのは国際原子力機構に報告した昨年6月で、事故から3か月もたっていた。公表の大幅な遅れについて問われると、枝野は「炉心損傷の可能性については、3月13日午前中の記者会見の段階で、『十分可能性があるということで、その想定のもとに対応しております』と申しあげた」と開き直った。 委員から「多くの国民は、6月までそんなに深刻な事故とは感じていなかったのではないか」と突っ込まれると、「もしかすると思い込みを反省しなければならない側面があるのかなと…」とまるで他人事のような答えだ。さら
中東の国・カタールのドーハで、現地時間の2012年2月9日から6月24日までアーティスト村上隆氏の個展「Murakami - Ego」が開催されている。2月8日、会場では世界各地で個展を開く村上氏が、現地を訪れた批評家・東浩紀氏、雑誌『美術手帖』の編集長・岩渕貞哉氏と鼎談。いま現代美術の現場で何が起きているか、そして日本文化の未来について語り合った。 以下、全文書き起こすかたちで紹介する。 ・[ニコニコ生放送]村上隆×東浩紀×岩渕貞哉 鼎談冒頭から視聴 - 会員登録が必要 http://live.nicovideo.jp/watch/lv79992110?po=news&ref=news#0:09:56 ■カタールの展覧会は「まったく良い方向に裏切られた」 村上隆氏(以下、村上): サラマリコーン(アラビア語の挨拶。「貴方に平和が訪れますように」の意)。こんばんは、村上隆です。皆さんご存知
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